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カンヌ映画祭の季節

今年もカンヌ映画祭の季節がやってまいりました! 
写真は浜辺のクロワゼット大通りにあるカールトン・ホテルです。この時期は毎年映画の看板でハデハデに飾られます。




わたしがフランスで体験したお祭りや行事の中で、最も華やかだったのがこの映画祭。ニースのカーニヴァルやパリ祭よりも、ずっと国際的で賑やか! 今頃、カンヌの街はすごいことになっているんだろうな。

ニースに留学しているとき、いちばん楽しみにしていたのがこの映画祭。噂によると、その期間中は街中のカフェで有名人が普通にお茶してたりするっていうじゃない。
クラスでもこの時期は、カンヌ映画祭とモナコGPの話題でもちきり。もちろん映画を上演しているコンベンション会場のチケットはなかなか手に入らないそうで、それでもこの時期の華やかな街の様子は必見です!




カンヌの街には何度か買い物やなんかで行ったことがあったので、いつも通り高速バスに揺られて行くことにしました。なんか、途中から普段とルートが違うな~と思う間もなく、カンヌの街に入ると窓の外は人、人!

街は骨董市で賑わい、浜辺もご覧のとおり。。。良く見ると、赤いカツラの変な人たちがいるよ(笑)。




浜辺にはレストランのテーブルやパラソルが立ち並び、海は大型旅客船やクルーザでいっぱい。




色とりどりのパラソルはゾーンによって色分けされているのでしょうか。赤いパラソルは暑苦しいような。。。




こちらはちょっと高級!? 白いテントに「ゴザ」みたいなものも。




とにかく人の多さに圧倒されました。このシーズンは人口が普段の三倍近くになるのだそうで、街もビーチもぎっしりです。ゆっくりお茶したり食事できるような雰囲気もありません。。。
時々、黄色い歓声があがったり、カメラのフラッシュがバシバシ光ったりするのですが・・・人ごみがすごくて誰が有名人なのやら、さっぱり☆

そうこうしているうちに、浜辺にあるメイン会場、パレ・デ・コングレ・フェスティヴァル・エ・デ・コングレ(通称パレ)の前にはカメラを持った人たちが集まってきました。わたしも人ごみの中を覗いてみると、正面玄関前のロープの張られた向こうには赤絨毯が。。。これが噂のレッド・カーペットでした。一般人が入り込まないように、警備員(タキシード着用)がたくさん立ってました。正面には大型スクリーンがセッティングされ、各国の正装したプレスがひしめき、あとはスター☆が車でご到着するのを待つのみ。

テレビで中継されているのか、実況中継するアナウンサーも現れ、スターが車から降りて歩いてくるたび、歓声とフラッシュ。その日わたしが見て嬉しかったのはゴダールの映画などでよく観ていたジャン=ポール・ベルモンド、実物は思っていたより小顔(!)で顔グロ(!)、絶えず笑顔を振りまいていました。あとジムジャー・ムッシュ監督もバデ目なお姉さんを両脇に連れて目立っておりました。

なんと言うか、正面のスクリーンと現実の風景が同時にキラキラしていて不思議でした~。
意外と俳優や女優さんたちってオーラがないというか、映画関係者やセレブの人たちが派手だというか・・・警備員やプレスの人たちにきれいな人が多いというか・・・つまり、誰がスター☆なのやら、わかりませんでしたっ。この感想はわたしだけではありません。。。


★カンヌ映画祭の公式サイトはコチラ。

Le Festival International du Film」(英・仏)

★コチラのサイトは映画祭の情報が充実しています。

第59回カンヌ映画祭特集 - goo 映画

★熱気溢れるカンヌの様子はコチラのWOWOWのブログから。

第59回カンヌ国際映画祭|WOWOW ONLINE

今年はオープニングの「ダ・ヴィンチ・コード」で盛り上がっているみたいですね。(不評との声多しっ★)
街ごと盛り上がるこの祭典は、今月の28日まで繰り広げられます! 

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2006年05月18日 | コート・ダジュールの思い出 | こめんと 2件 | とらば 1件 | とっぷ

地中海に誘われて・・・




ここんとこ2、3日の間にすっかり春モードに変わった北海道でございます。やっと桜が咲き始めたみたい。。。すっきりと晴れた空に風が爽やかで、ようやくいい季節になりました! やっぱり天気や気候って大事よね。。。お天気でこんなに気分が変わるなんてね。←単純。

ニースにいたときって、毎日が晴天で気持ちのいい気候で、家の中でガリガリ勉強なんてしてられないって感じ。誘われちゃうのよ、海にっ。

例えば、特に予定のない休日。目覚めていつも通りの朝食、甘いバニラのお茶とクレープの皮にマーマレードなどを塗ったものを、日の当たる七階の部屋の窓際で頬張りつつ、「今日はどこへ出かけようか」と考える。
その日は昼過ぎ、ガリバルディ広場にある停留所から高速バスに乗った。よく利用するマントン行きのバスは15分ごとにやってくる。海に向いている右側の後部座席に腰掛ける。バスはニースの旧市街を通り過ぎ、すぐにニースの港を追い越し、ヴィルフランシュの町を通り・・・、ひたすら海に面した道路を走る。それは世界でも3本の指に入るといわれている絶景ルートらしい。バスのシートの座り心地がいいし、床にはフカフカのカーペットも敷かれている。乗客はまばらだし、車窓からみえる景色はずっと海。。。

特に行き先は決めていない、このまま終点のマントンまで行くのも悪くない、どこか知らない町に降り立ってもいいし。。。
ふと、知らない小さな町でバスは止まった。ひとりの背の高い女の子が席を立ち軽やかに通路を歩いている。わたしも彼女の後を追いかけて一緒に知らない町で降りてみた。
彼女は坂道を小走りで降りていく、海に続く坂道だ。わたしも後を追いかけて降りていった。彼女の姿は海辺の白いヴィラのなかに吸い込まれていった。辺りは静かで、誰もいない。大きな別荘のような建物がポツポツと建っていてすぐそばに海が広がっていた。

「ここはどこだろう?」

海辺は釣り糸をたれた人や、のんびり日光浴をしている人がまばらにいるだけ。とても静かだ。白いゴツゴツとした岩がむき出しになっていて、その周りにはよく整備された遊歩道があった。そばに建っている小さな宮殿のようなヴィラや南国らしい庭もみえる。
どうやらモナコとの国境の町、カップダイユ(Cap-d'Ail)にきたらしい。




海辺でかなりぼんやりしたあと、坂道を登り町に出て、小さな教会のなかに入ってみる。誰もいなくてひっそりとしている。ステンドグラスから差し込む太陽の光が強いせいか、中は明るく開放的にさえ感じる。
教会のなかでしばらく、またもやぼんやりしてみる。静寂とほのかな光の中でまた考える。

「これから何処にいこうか? 」「なにをしようか」と。

立ち上がって外に出ると、相変わらず太陽は眩しく風は心地よい。

楽園ってのは退屈だ。

ふと、観光ガイドに書いてあったことを思い出す。「モナコのピーチは白砂でとても美しい・・・」とかなんとか。モナコにビーチなんてあったっけ?
ニース在住の知り合いも「みたことがない」と言っていた。この町、カップ・ダイユの浜辺と間違えているのだろうか? ・・・でも、ここの海辺は砂じゃなくて岩だし・・・。モナコの港のほうの浜辺はへリポートになっているし、じゃあ、モンテカルロにビーチがあるの!? 
もし、あったとしてもプライベート・ビーチでフラリと入れないんだろうな・・・それにしても白砂のビーチって、ニースも石のビーチだし・・・

とりとめもなくこんなことを考える。

楽園ってのは退屈。

ふと、ベルトラン・ブルガラの「毎日」という曲が頭の中を流れ出す。

Chaque jour・・・

Je rêve de prison
Aussi d'évasion
Tout l'monde a ses visions
D'imagination
Sa télévision
Et puis ses provisions

Le jour s'est levé
Moi un peu après
Je veux ce que je fais
Je rêve de prison
Aussi d'évasion
Tout l'monde a ses visions

毎日

僕は刑務所の夢を見る
それから脱獄の夢も
みんなそれぞれに
空想の世界があって
それにテレビジョン
それから食料

おひさまが起きた
僕はもうちょっとあとで
僕は自分のやることを望むのさ
刑務所の夢を見る
それから脱獄の夢も
みんなにそれぞれのまぼろし



楽園っていうのは、夢見ることができない場所をいうのかもしれない。眩しすぎる太陽が思考をさまたげる。

パスティスの55、切れたから買って帰ろう。。。ニース行きの高速バスを海辺の停留所で待つ。バスが来て、乗り込む。また海側の席に座る。窓から見える地中海。海と空の青。とりとめのない思考と頭の中を流れる音楽。

そんな休日の午後。

2006年05月09日 | コート・ダジュールの思い出 | こめんと 12件 | とらば 0件 | とっぷ

不思議の王国モナコ



今日はフランスの中の小さな国モナコのお話。
ご存知のかたも多いでしょうが、モナコは国土面積2km2にも満たないヴァチカンに次ぐ世界で二番目に小さな国です。
独立したのが1861年ということで歴史的にも新しく街も高層ビルが立ち並び、フランスの古い町並み、田舎風の建築物を見慣れた目にはドキモを抜かれるほど、この一帯だけがピッカピカに感じます(笑)。
ニースの旧市街から出ている高速バスに揺られ、のどかな小さな町や村を越えると突然、車窓から見える景色が一変します。道路のアスファルトまで新しく素材まで高価になったような感じ。。。直立不動の警備員。。。モナコの国境に入ると、軽い緊張感さえ覚えます。
これはイタリアの国境に入るときとはまるで違う感覚です。景色がゆるやかに変わっていくという感じではなく、突然違う世界に入ったという感じ。それもバスでほんの数分間の出来事です。
あれよあれよという間にまたもとの馴染んだ南仏の観光地の華やかでありながら、素朴な風景の中に戻るのです。この数分間のトリップ感覚は現実感さえ伴わないほどです。

実際、バスの車窓から何度かみていたこの国に降り立ったのはニース滞在から2ヶ月以上経ってからでした。
学校のクラスメートから「モナコでカジノやった」とか「モナコグランプリのチケット取った」という話を聞いてもあんまりピンとこなかったんだけど、せっかく近くだし観光してみるか★と、フラリとやってきました。



まず市内のバスに乗って熱帯公園(Jardin Exotique)へ。
ここは高台にあってモナコの国中が見渡せます。一番上の写真はモンテカルロ地区、そしてこの上が王宮のあるモナコヴィル地区をそこから一望したものです。
この公園の植物は手入れが行き届いていて、緑も艶々としていてなにか人工的な感じさえしました。同じコートダジュールの熱帯公園なら、エズの熱帯植物園のほうがわたしは好きかな☆

あと、ここの熱帯公園には鍾乳洞(grotte de l'observatoire)があり、ガイド付きで見学することができます。わたしも評判に聞いていたので、いろいろな国の観光客のみなさんとゾロゾロと潜入してみました。想像していたより本格的で、帰りの上り坂はホントにきつかったです。中はひんやりとしていて気持ちよかったのですが、気楽に入ったものとしてはハード過ぎでした(笑)。



それから王宮地区にも行きました。
ここも高台にあって徒歩でどうやってアクセスしていいのかだいぶ迷いました。歩きでここにくる人はあまりいないみたいで誰も歩いてないのですね(笑)。どうにか坂道を登って辿り着くと観光客はたくさんいました。
上の写真は展望台みたいなところで、モンテカルロ地区のF1コースをちょうど見渡たせるいいポイントになっていました。
グレース王妃が結婚式を挙げ、彼女の遺体が安置されているというモナコ大聖堂や大公宮殿などを一通り見学してみました。

この地区の裏側のほうは旧市街みたいになっていて、素朴な田舎風の家や教会があってかわいかったです。



さて、こちらはモナコ港です。なにやら向こうから、笑みを浮かべたセレブっぽいカップルがやってくるではありませんか(笑)。

とにかくニースの街中とは違って、歩きながら飲食している人や、浜辺から出てきたまんまみたいな格好の人がいなくて(ニースなどで普通にみかける上半身裸の男性は警備員に注意を受けるそうです)、ちょっとお茶したいなーと思っても気軽なカフェらしきものも見当たらないし(高そうな店ばっかなのよー)、なんか歩いているうちに疲れてきました。
小さな国だから歩きで一周しようかな♪って思っていたのは甘かったです。起伏が激しくて坂道が多いので絶対無理です☆

他にモナコの見どころとしては国営のカジノの建物。パリのオペラ・ガルニエの設計者が手がけたもので豪華絢爛です。
レニエ大公のクラッシックカーコレクション(これはスゴイらしいです)や切手などの博物館や、海洋博物館、国立人形博物館など、内容の充実した博物館も小さな国土の中にたくさんあり、動物園もあるそうです。

わたしはグレース王妃のバラ園も楽しみのひとつだったのですが、本物は思っていたより規模が小さかったかな。バラの知識があれば楽しめるのかもしれませんが。。。

モナコの情報はコチラから。モナコ政府観光会議局公式サイト(日本語)。政府公式サイト(仏語・英語)。

なんとなくサイトを見ても、フランスと違ってロワイヤル~なノリ♪がいっぱいなような。。。

でもモナコって、やっぱ皇室が不思議、面白いと思うのはわたしだけだろうか?
その話題はまた今度の機会に~♪

2006年04月08日 | コート・ダジュールの思い出 | こめんと 2件 | とらば 0件 | とっぷ

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