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フレンチロリータの系図

久々に映画のお話です。

昨日、GyAOでリュディヴィーヌ・サニエ(Ludivine Sagnier)主演の「リリィ」観ました。なにやら最近TBCのエステのCMにも出演中のサニエ、この映画のキャッチコピーも「サニエが美しい裸体で魅せるほろ苦い愛の軌跡」ですって(笑)。

実はわたし、あまり彼女のことを知らなかったのですが、監督がクロード・ミレールということもあって観てみました。彼はいわゆる「フレンチロリータ映画」の大御所で、若い女優をきれいに撮るなーと前から思ってたので。。。

なんかこの「フレンチロリータ」って言い方はいかがなものかなーっ、「フレンチ○☆△」って言い方が好きじゃないって、以前書いたけど、なんとWikipedia「フレンチロリータ」って項目があって、ちょっとびっくり☆ あえてタイトルにも使わせていただきましたっ。

そのWikipediaによると、この「フレンチロリータ」の元祖と呼ばれているのがブリジット・バルドー。単なる男の幻想としてではなく、50年代に社会現象として扱われたとのこと。
それを、後に男性側からの幻想として作り上げるのに成功したのがゲンズブール。以下、絢爛たる女優や歌手の名前がズラズラっと。。。

ジェーン・バーキン
フランス・ギャル
アンナ・カリーナ
シルヴィ・ヴァルタン
ジョアンナ・シムカス
ドミニク・サンダ
イザベル・アジャーニ
マリー・ラフォレ
フランソワーズ・アルディ
ミュウ=ミュウ
シャルロット・ゲンスブール
ベアトリス・ダル
イレーヌ・ジャコブ
エマニュエル・ベアール
ジュリエット・ビノシュ
ソフィー・マルソー
アリゼ

ここで、ちょっと思い出した話があって、80年代にフランソワーズ・アルディが来日したときに当時の「JJ」やなんかのファッション雑誌で松任谷由実との対談記事が載っていて、なぜか妙に印象に残っているのが、ユーミンが「フランスの女性は年とともに魅力的になっていくけど、日本の場合はまだまだそれが難しい、やっぱり、日本の男性は若い子が好きだから・・・」とかなんとか言った事に対して、アルディがあっさりと「あら、フランスの男性も若い子が好きよ」と答えていたような。。。
当時って、たしか表紙に小林麻美などがよく載っていたような時代で、ヨーロッパに対する憧れ、いや、コンプレックス? が今より根強かったような時代だと思うのだけど、その記事でバッチリと隙なくメークもファッションもキメキメのユーミンに対して、ほとんどノーメークでラフなジーンズ姿のナチュラルなアルディが、さらりと受け答える姿がなんてカッコイイ! とシビレタものです。

なんか話がわかんなくなってきたけど、フランスって「ワインと女は古いほうが美味しい」みたいな表現がある一方で、「フレンチロリータ」みたいな女優や歌手が後を絶ちませんね。
昨日観たかぎりでは、あんましサニエはわたしのタイプでありませんでした。ファニーフェイスでぼんやりした雰囲気はかわいいのですが、なにかグっときませんね☆

それよりわたしの眼はジャン=ピエール・マリエール(Jean-Pierre Marielle)を捕えていました(笑)。かっこいいジイさんよねー、「イヴォンヌの香り」を観たときから、なんて粋なジィ様なんだと思ってました♪ ちょっとコワモテな感じがいいわねー。

ま、話をもとに戻して、クロード・ミレールをロリコン、フレンチロリータの大御所と勝手にわたしが呼んでいるのは、この映画の影響が強いかな。


シャルロット・ゲンズブール主演の「小さな泥棒

この舗道で黒のパンプスに履き替えて♪ みたいなジャケットに惹かれてサントラCDも買いましたね、わたしは。。。


あと、ミレールはシャルロットで「なまいきシャルロット」も撮ってます。

その他にも、イザベル・アジャーニ の「死への逃避行」も、美しきコスプレ、七変化の殺人鬼って感じだし。。。

ロマーヌ・ボーランジェ主演で「伴奏者」ってのもありましたね。。。

フランスの女優などは年齢不詳というか、いつまでたっても最前期の美しいイメージの人って多いですね。ジェーン・バーキンは幾つになってもかわいい女性のイメージのままだし、アンナ・カリーナもイメージ的にはゴダールの映画のヒロインのままのような。。。
そんななか、最初についたロリータ路線のイメージに固執せず、いつのまにか大人になっていたシャルロット・ゲンズブールって、すごいなと思う今日この頃。
ここんところ見た感じでは、「やつれている」「疲れている」との声もあるけど、わたくし的にはなんでもいいです♪

ちょっとまえの「GERARD DAREL」の広告とか、「こんなの」とか。すっかり大人で、オサレね。

シャルロットの映像をもっと観たい人には、コチラを

彼女のフランスのホームページも。

シャルロット・ゲンズブールの映像をフランスのGoogleで探してたら出てくる、出てくる(笑)。大変でした。

最初のサニエの「リリィ」に話を戻すと、冒頭で裸になるシーンは必要か? という声もみましたが、そりゃぁ、ミレールがただ撮りたかっただけなんじゃないのか(笑)。わたし的には彼女はあんまり好きなエロさじゃないが。。。

ま、徒然と書いてみましたが、それにしても最近、フランス映画を観ていてもあんまし若手でいいなーと思う女優や俳優がみつからないのはなぜでしょう??? わたしだけ?

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2006年01月31日 | 私的フランス映画 | こめんと 4件 | とらば 1件 | とっぷ

同族みたいな様子

「異邦人」を読みます。今日はムルソーと同僚のエマニュエルが、お昼を食べにいきつけのセレストの店に着いたところからです。

セレストはムルソーに声をかけます・・・

Il m'a demandé si 《 ça allait quand même 》.

「どうにかいってるかね」と彼は私に尋ねた。

ここで使われている動詞のaller行くという意味だと最初に習うものですが、本当にいろいろな意味があります。ここでのaller生活するやっていく、といったニュアンスかな。
この動詞+son cheminで、わが道を行くという意味になるそうです。

その問いに対して、ムルソーは・・・

Je lui ai dit que oui et que j'avais faim.

私はうんといい、腹がへったといった。

セレストはお母さんを亡くしたムルソーに気をつかったのだと思うのですが、肝心のムルソーはそっけなく答えて急いで食事を終えます。彼にとってこの場面は印象に薄いのか、忙しく時間が過ぎていくような描写が続きます・・・

J'ai mangé très vite et j'ai pris du café. Puis je suis rentré chez moi, j'ai dormi un peu parce que j'avais trop bu de vin et,en me réveillant, j'ai eu envie de fumer.

私はいそいで食べ、コーヒーを飲んだ。それから、自分の部屋へ帰った。ブドウ酒を飲み過ぎたので、少し眠った。眼がさめると煙草がほしかった。

たたみかけるような文章ですが、なにか自分も仏作文の練習にと書いた日記もこんな感じだったような(笑)。
ムルソーにとってはいつもと同じような日常のひとこまが、淡々とあわただしく過ぎていく感じなのでしょうね。こんな感じで職場に戻り、その日の午後の仕事の描写も淡々としたものです・・・

J'ai travaillé tout l'après-midi. Il faisait très chaud dans le bureau et le soir, en sortant, j'ai été heureux de revenir en marchant lentement le long des quais.

私は午後ずっと働いた。事務所では大層暑かった。夕方、表へ出て、岸に沿ってゆっくりと帰るのが愉しかった。

ここで愉しいと訳されているheureux+de+原型は仏和を引くと~でうれしい~を喜んでいるといった訳語が載っていますが、この場合の愉しいという感じ、heureuxを用いることによって、ほのぼのとした雰囲気が伝わってきますね・・・

Le ciel était vert, je me sentais content.

空が緑で、愉快に感じた。

空が緑?
これは仏和を引くと、形容詞のvert緑色のほかに青いという意味が載っていました(笑)。青ざめたという意味で顔色が悪いときなどにも使えるのだそうです。そのほかにも顔色が蒼白といいたときには、もちろん、という意味のbleuも使えますし、blancも同様に使えます。
この空が緑で、愉快に感じた。というフレーズは感じが掴みにくいような・・・ムルソー、イっちゃってるみたいじゃないか!?

さてさて自分のアパートに着いたムルソーは、階段で隣人のサラマノ老人に出会います。老人が連れている皮膚病にかかったスパニエル犬と、その犬にそっくりな老人のことをムルソーはこうたとえています・・・

Ils ont l'air de la même race et pourtant ils se détestent.

彼らは同族みたいな様子だか、互いに憎み合っている。

このraceという名詞は、人種民族といった意味から、一族家系、それから種類品種仲間にいたるまで広い意味がありますが、特に人種についていう場合は、差別的なニュアンスを含むことがあるそうなので、使わないほうが無難かもしれません。

ところで、今日も窪田啓介氏の訳でひととおり読み比べてみましたが、以前から気になっている中村光夫さん訳のほう、まだ読んでないのですが、このかた著作多数ですねー。
どうも、この雪の中、てくてくと図書館まで歩いていくパワーのないわたくしをお許しください☆ 
さよならーっ。

2006年01月29日 | 「異邦人」を読む | こめんと 10件 | とらば 0件 | とっぷ

ニース旧市街散策*後編

前回に引き続き、旧市街をお散歩している気分で書いています! ちなみに写真はニースで手に入れたパンフレットから頂戴しています(笑)。 




今日はこのエリアで最も華やかで活気に溢れているサレヤ広場(Le Cours Saleya)からです。

この広場は旧市街でいちばん海に近い位置にあって、いつも花市や骨董市、香辛料やオリーブなどの市が出て賑わっています。狭い路地を潜り抜けてこの広場出に出た開放感と、活気ある雰囲気で歩いているだけで楽しい気分になります。

広場のまわりにはオープン・エアーのレストランやカフェが軒を連ねていて、食事するのに最高のロケーションかなと思うのですが、ここのお店は値段が高いわりには料理やサービスはフツーかな。。。というのがわたしの感想です。ほとんど場所代かな? という感じで、いかにも観光客向けといった店ばかりで、地元の人はこの広場では食事をしたりしないそうです。




聞いた話ではなかには「ぽったくり疑惑」のある店もあるそうで、わたしは一度、短期留学で来ていた日本人の子たちとこの広場にあるシーフード・レストランで食事したことがあるのですが、味はそこらへんのカフェ(フランスのカフェに憧れを抱いている方、ゴメンナサイ☆)と変わらないような料理でお値段は倍近く、というのが真実です。。。軽くお茶をするだけでも、この広場や浜辺にでているカフェなどは値段が高いだけかなぁ。。。ニースに限ったことではないかもしれませんが、意外と目に付かないところにあるお店のほうが美味しかったりします。

それでもこの広場の花市は大好きでした。パリのお花屋さんでみかける色とりどりの高貴なバラたちもステキでしたが、この市場で売られている果物と一緒にデコレーションされたブーケなど、眺めているだけで幸せな気分になりました。

ニースに住んでいたとき、びっくりしたのは絵葉書など、まったく同じものでもエリアによって値段がちがってたり、お店で買ったテレフォンカードがニセモノで全然使えなかったり、バスの定期を売ってもらえなかったり、なにかと怪しい出来事によく出会いました。驚いたのは町に普通に設置されている郵便ポストで、入れても配達されないポストがあるとか(ありえん。。。)、なにか南仏特有(!?)の適当さを感じることがありました。
コート・ダジュールというところは、オフシーズンとオンシーズンでいきなり物価が大きく変わるのが普通らしいので、(有名な例を挙げると、モナコのホテルがモナコ・グランプリの時期だけ普段の10倍くらいの値段に上がるとか・・・)、ニースでも夏の6月から9月の間は、留学するにしても普段より授業料や宿泊費が上がるし、留学生も急激に増えて落ち着かないので、それ以外のシーズンをお勧めします。旅行で行く場合でも観光地が混むし、物価が高くなるので真夏は避けたほうが無難かと思います。

そんなニースですが(笑)、いつも太陽がキラキラのいい天気で、人々はニコニコしているし、住めば楽園でした♪

わたしのニースでの生活ぶりは前記事からも。「暮らしてみたニース」もドウゾ。

さてさて、サレヤ広場にあるポンシェット街というアーケード状のギャラりーになっている建物群を越えると・・・




海です!

ニースのビーチは「天使の湾」の呼び名通り、なだらかな弧を描いて美しいです。ビーチの上の舗道は「英国人の散歩道」と呼ばれるプロムナード・デザングレ(Promenade des Anglais)が有名ですが、旧市街の舗道は「アメリカ人の埠頭」、ケ・デゼタジュニ(Quai des Etas-Unis)という名がついています。
ネグレスコホテルのあるリッチなビーチや、この旧市街のような素朴なビーチと、いろいろなビーチがあります。わたしはこの浜辺の散歩道をどこまでも、ずーっと歩いていって、飛行場のあるほうまで行ってしまった人を知っています。。。(笑) ニースは飛行場があるので、よく空に飛行機が浮かんでいるのがみえました。

こんなきれいな海を毎日のように眺めることができるだけで、ニースにちょっと住んでよかったな・・・と思っています。フランス人のいい加減さにもだいぶ寛容になれたしね☆ (っていうか、自分にもうつったのかもしれません。。。)

2006年01月27日 | コート・ダジュールの思い出 | こめんと 1件 | とらば 0件 | とっぷ

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