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新訳・星の王子さま 第21章 ③

今日もシツコク21章をやっていきますよー!

★この21章の①でも出てきた動詞「apprivoiser」の訳し方です。

この章のキーワードにもなる重要な言葉だと思うのですが、
ここでまたきつねのセリフ「S'il te plaît・・・apprivoise-moi
内藤訳で「なんなら・・・おれと仲よくしておくれよ」を投稿者のみなさんがどう訳しているかをみていきます。

●「飼いならす」で訳したひと・・・

「僕を飼い慣らしてくれるかい。」=ごまさん
「お願い… 僕を飼い馴らしてよ!」=La Petite Princesseさん
「後生だから・・・おいらを飼いならしておくれよぅ!」=にっこりさん

●「手なずける」で訳したひと・・・

「お願い…オイラを手懐けて!」=みみずくさん
「たのむから・・・おいらを手なづけてくれよう!」=砂漠の三毛猫さん

●なんだか怪しかったのは次のようなセリフ。

「お願いだよ……、ぼくをしつけておくれ!」=oomotさん
「もし、よかったら...おれを馴らしてくれ!」=TKさん

・・・TKさんはこのキーワードにエロさを漂わせたと自身のブログでも語っていました。。。
コチラを参考。

「お願い、私を飼って!」=chocolatineさん

・・・コチラもなんだかストレートな(笑)。

●反対にカマトトなかわいいきつね♪

「ねぇ、・・・僕と仲良くしてよ」=くりしぇ←(わたしかいっ。内藤訳とおなじような気も・・・)
「もし良かったら・・・僕を可愛がっておくれよ」=葦野美保子さん

●礼儀正しいきつね。

「お願いします...私と親しくなってください!」=サハラの砂粒さん

●ちょっとくだけたきつね。

「お願いだ。仲良しになってほしい」=ウニョラーさん
「もしよかったら・・・オイラを仲間にしておくれよ!」=りえぞうさん
「良かったら、ぼくを相手にしておくれよ!」=Mihoさん
「もし……もし嫌じゃなかったら、打ち解けてもいいかい?」=malenaさん
「ねえ…なついてもいいかい?」=ももんがさん
「頼むからさ・・・。おいらと馴染みになろうよ!」=ぐんぐさん

●ヤクザなきつね。

「なあどうだい、オレをいとおしく思ってくれないか」=pashaさん

わたし、このきつねにはシビレました~★

●そしてキザなきつねも♪

「もしよかったら、俺をきみの心に住まわせてくれないか?」=Daliさん

このフレーズから王子ときつねの関係(というか距離感)が表されると思うのですが、この動詞、仏和の訳語をみると、動物に対して「飼いならす」ひとに対して「なれ親しませる」「手なずける」「従順にする」といった言葉が載っていました。
このニュアンスではなにか王子のほうがきつねより上の立場という感じですね。この動詞を使う場合は相手に対して優位に立っているときだと思うのですが、この物語を読んでいる限りでは王子もきつねも普通にお友達になっているっていう雰囲気なので、ここでそのまま仏和どおりの訳語ではしっくりといかないような気もするんだけど、このプロジェクト的にはそれでokだったらしい(笑)。日本語で「手なずける」「飼いならす」はあまり普段使わないだけに、なにかショッキングな感じが漂いますね(笑)。こんなかわいいイラストのキャラに言わせるところがまたポイントなのか!?

どうでもいいけどマゾッホさんってオーストリア人だったのね。。。注意→別に「きつね」がそういう趣味があるわけではありません。
あと「きつね」という動物は仏和で「renard」をみてみると「ずる賢い男」という意味もあるそうです。「悪知恵が働く人」ってニュアンスかな。このへんは日本の感覚と近いですね。

★次になんてことない部分なんだけど面白いなと思ったのは、王子さまがバラたちに言ったセリフ「j'ai tué les chenilles」内藤訳で「ケムシを殺してやった」の部分。これを「殺す」以外の言葉で訳されたひとが結構いました。

「毛虫を取ってあげた」=La Petite Princesseさん
「虫を取り除いてあげた」=はつよさん

「毛虫を退治してやった」=砂漠の三毛猫さん
「毛虫を退治してあげた」=vendredi13さん
「毛虫だってやっつけてあげた」=satocharさん

「いも虫をつぶしてあげた」=oomotさん←残酷。

などなど・・・

いろいろみてみましたが、今回のくりしぇはお子様ヴァージョンだったなぁ。。。もっと怪しくすべきだったのか!? でも王子ときつね、男同士でねぇ。しかも子供がねぇ。
だから、かわいく、わかりやすく訳したのよ☆
ううむ。でも、みみずくさんのことをホールデン(ライ麦畑でつかまえての主人公♪)が憑依しているって言ってたけど(いや、わたしよりoomotさんのほうが言ってると思う・・・)、今回のわたしの訳には内藤濯さんが憑依していたような気も。。。←新訳やる意味ないじゃねーか★。

残り少ないこのプロジェクト、くいのないようにしたいですね。ほんと。。。

あっ、この21章まだ終わりじゃないですからねー。まだ続きますよー。
それにしても、みみずくさん(うわばみさん)のブログでのこの章の更新が待たれますなぁ。なに飲み歩いてるんじゃ。お忙しいのかしら。。。ね☆

2005年11月10日 | 新訳・星の王子さまプロジェクト | こめんと 10件 | とらば 0件 | とっぷ

コメント

ぴったりな訳語はない?

出版されているいくつかの新訳も「これだっ!」っていう apprivoiser の訳はないですよね?(新聞などの読み比べ書評によると)。キーワードだからいいのかな~?

訳語に他動詞をえらんでおかないと、“Je ne suis pas apprivoisé”と、“apprivoise-moi”の対応がわかりづらいかもしれないです。

「いも虫つぶした」は、思い浮かんだ情景を無意識にそのままあててしまって、あとから考えると失敗です。変すぎ!(泣)「取ってあげた」がふつうですね。

2005年11月10日 / oomot #aIcUnOeoURL【編集

無意識の訳

「いも虫つぶした」じゃないけど、無意識の訳ってありますよね。自分では何気ないつもりが、他人にヒットするようなこと。。。
でも絵が浮かびやすい訳ですよ。
ぐにゅっとやっちまったんでしょうか、その王子の様子を想像すると・・・怖いっ。
白目でいも虫をぐにゅっと★

apprivoiser については、逆に日本語の「親しむ」とか「なつく」って表現をフランス語にする場合を考えると、あの場合は自然なのかな。フランス語で読むと別に怪しくないですよね? 日本語だから怪しくなってしまったみたいだ。

でも考えて見ると、フランスの小説を(日本語で)読んだときの「難しい」「ふしぎな感じ」ってそういうカラクリもあるんでしょうねぇ。噛み砕くと読みやすくなるけど、もともとの意味が薄っぺらくなってしまう。
くりしぇは今回、みごとに薄っぺらくしちゃいましたねー。掴みにくくても原文に忠実な訳にすべきだったわー。
その意味で考えると、oomotさんの訳は日本的なニュアンスにうまく消化されていると思いますよー。

2005年11月10日 / しゃるろっと #-URL【編集

ご無沙汰です、泣

最近、もっぱら睡眠は電車でとっている;うわばみです。
残念ながら飲み歩いてはいませんでした、笑
それどころか、気づけば二週間もお酒飲んでない!スゴイ!(普通か、苦笑)

実は今週、残業続きでブログまで手が回らんのですー。仕事の後25章をやると、もう二時。。。てな日々です。
ブログのアップ遅れててごめんさぁい。

三連にわたる、24章の記事、ご苦労様です★
くりしぇさんが訳に関しては、しっかり書いてくれたので、私は違うアプローチでいこうかな。もう少々お待ち下さいませ。

2005年11月11日 / みみずく(uwabami) #-URL【編集

怪しい仏和辞典の解説?!

仏和辞典の apprivoiser の訳語、用例で怪しいの(変なの)があげられている? 私のもっている『クラウン仏和辞典第3版』をいまはじめて引いて、きづきました。(苦笑) ほかの仏和辞典も事情は同じかも? 私は、Le Petit Robert と Le Robert Poche の解説を読んで、訳語をえらんだので…。

『クラウン仏和辞典第3版』によると、

 (1) 飼い馴らす。
 (2) (人を)従順にする、手なづける。
 -~ une femme 《話》女を手なづける、誘惑する。

この例、ひどすぎ!(笑) 訳語(日本語でわるい意味につかう)のほうから、仏文の例をつくっている感じがしますよね…。

Le Robert Poche によると、おもな意味は、

 (1) Rendre mois craintif ou moins dangereux (un animal)
 (2) Rendre (une personne) plus docile, plus sociable

なので。

2005年11月11日 / oomot #aIcUnOeoURL【編集

みみずく(uwabami) さんへ

残業ご苦労様ー!!!

わたしは前回が「占い」とかで真面目じゃなかったので今回はしっかり訳の記事にしょうかなーと思ってこういう感じにしてみました。実際みなさんの21章を読んでいて面白いと思ったのもあったのですが。

今回のみみずくさん。「君達は美しいよ。だけど、虚しいね」がこころにグサリときましたよー★

無理せずに頑張ってねー。

2005年11月11日 / しゃるろっと #-URL【編集

oomotさんへ

apprivoiserの訳語、わたしのロワイヤル中辞典とDicoにはそういう俗語っぽい訳は載ってなかったけど、イメージとして、なんとなく「調教」っぽい感じがありましたわ。←実際は違うと思うけど。だからマゾッホさんも登場した(笑)。
「女性を誘惑」は、ちがうだろー★
クラウン、怪しいっすね。

今日の夕方、ふと「うちとける」はどうだ!って思いついた。(いまさらーっ!)
後半の部分も改めて、こっちの方がいい訳だーとか、いろいろアイディアが。。。遅いっ!

Le Robert Poche買おうかなって、一瞬思いました。いや、真面目に仏仏を検討しまーす。(一冊もってるけど、それは使えん☆お笑いイラスト辞典みたいで。。。)←ほんと、イラストが笑えるけど、収録してある語彙が少なすぎるので)
だめだな。仏和っ。

2005年11月11日 / しゃるろっと #-URL【編集

きつね

色んなキツネが居て面白かった。
なんだかイラストのキツネがひとり芝居しているのを想像してました(笑)
私の頭の中で色んなイメージがコロコロ出て来て、楽しませていただきました。
oomotさんの(前回、oが多かったですね、すみません。この場をかりて。)いも虫つぶしてあげた、で、とどめの大笑いでした。
そんなに笑うシーンじゃないですね(笑)

2005年11月12日 / mine #gcWPADJgURL編集

名脇役

きつねのセリフ、面白いですよね。原文からひとり歩きしているきつねもいたけど(爆)。

「いも虫をつぶしてあげた」はヒットですよね★ かわいい文なのに、残酷さもあって、こりゃ、すごいやと感心しました。ホント。

わたしはヤクザなきつねで、ニヤッとしてしまいました(笑)。

2005年11月12日 / しゃるろっと #-URL【編集

ふつふつ

仏語辞典の名前、Le Robert Micro Poche でした、正確には。これがいちばんお手軽?

Micro Poche とおなじくらいの大きさの、子ども向け Le Robert Junior もありますが、こちらは発音記号が記されていません。(特殊な読みをする album とかには記されている) 用例しかない見出しもあります(語義がない)。

きつねの章、いろいろな訳しかた、感じかた、キャラのつくりかたの総決算だったみたいです。おもしろかったです!

王子さまの残酷なところは、「いも虫をつぶしてあげた」ところではなく、蝶がみたいがため、「2、3匹残した」ところかもしれませんよ。(苦笑) いも虫が蝶になったら、バラをすてて、蝶にこころがうつってしまうような…。

2005年11月13日 / oomot #aIcUnOeoURL【編集

買うか!

ケチらず、Le petit Robert、買うかー!
(前からどうするか実は考えていた)いつかは持たなきゃならないもんね。でもMicro Poche もよさそうね。本屋さんで見てみるわ♪
さすが先輩、あ、わたしは発音記号、わかってないので無用です。語義も理解できるかな(笑)。

21章、総決算でしたか。これはやはり重要な章なのでやってよかったわ☆

王子やな奴ですねー★
でも蝶になっても、「あげは」くらいでないと、「モンシロチョウ」では王子は相手にしないわねぇ(笑)。

2005年11月13日 / しゃるろっと #-URL【編集

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