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新訳・星の王子さま☆感想文




やはり今年の最後は「星の王子さま」で締めくくらせてもらいます!

先日、プロジェクトのサイトで「みなさんの感想」と「あなたにとって『星の王子さま』とは」が発表されましたね。みなさんの感想、読み応えがあってとても面白かったです。ドキドキしながら何度も読みました。
なにか個人的な熱い思いを感じるものが多く、今回はここからリンクするのはあえて控えさせてもらいます。このブロクにコメントしてくれた方々がわたしのことも取り上げてくれたり、「くりしぇ」の訳について書いてくれた方などもいて、ありがたい気持ちでいっぱいです。改めてこの企画に参加してよかったと思いました。
肝心のくりしぇさんの感想文は、新聞の取材の文をつらつらと書き終わった直後に書いたもので、なにか気が抜けたような文になってしまってますが(笑)。

今日はわたしが感じた「星の王子さま」について書きます。解釈というほどのものではないのですが、最後の27章を訳し終わったあたりから、いまさらながらいろいろな思いが込み上げてきました。

Et aucune grande personne ne comprendra jamais que ça a tellement d'importance!

この最後のフレーズ、わたしが「そして大人たちは誰も、これがどんなに大切なことかなんて、決してわかってくれやしないでしょう!」(いま思えば、「大人たちは」じゃなくて、「大人は」が正解だとちょっと後悔)と訳した部分はとても胸に突き刺さりました。aucune、jamais、tellementと強い語彙が続くこのフレーズをサンテックスはどんな気持ちで最後につづったのでしょう?

最初に訳していた頃は、「フランス語を読む」ということばかりに追われて、原文を直接味わうという余裕などまるでありませんでした。これが章が進むにつれて、不思議と原文からさまざまなイメージを感じるようになっていました。特に点灯夫さんの章など、まるでレビューのように小さな明かりがリズムに乗って広がっていくイメージが浮かんでワクワクしたのを覚えています。その分、訳の方はヨロヨロになってしまいましたが(笑)。
内藤濯さん訳の日本語で読むのとでは、心にひっかかる場所が違うというのも大きな発見でした。内藤さん訳では登場人物のセリフでよく泣かされたものですが、サンテックスの原文では風景がよく頭に浮かびました。特に後半になっていくにしたがってそのイメージは強くなっていき、「蜜の色をした砂漠」や、やはり鮮烈だったのは「五億の鈴」でしょう。フランス語のリズムにのって、それらの美しいイメージの世界が自分のなかにいつのまにか築かれていました。

そして最後の27章を訳した頃、なにか自分のこともなぞらせていろいろ考えてしまったのですが、この最後のフレーズをきっぱりといえるサンテックスの「確信」のようなもの、あの「清々しいまでの思い」を自分は持っているのかと。「大人は決してわかってくれない」のだろうか・・・??? 本当にそうだろうか???
自分の周りの人々や今まで出合ったきた人々、どちらかというと好ましくない人々のこともいろいろ考えてみた。あのひとたちは決してわかってくれないのだろうか、そしてあのひとたちは本当に「つまらない大人」なのだろうか。たとえ、わたしが大切だと思っていることを否定されたとしても、それはわからない。単に価値観の違いとも割り切れないけれど、わたしにはサンテックスのように言い切ることはとてもできない。それだけにこの最後のフレーズはとても強いものを感じました。今のわたしにはうまく言えませんが。

原文を全て読み終えたところで、この物語の「王子さま」というのは主人公であるパイロットの子供のときの投影なのかなと思いました。パイロットは砂漠でその純粋な幻と交流し、大切なことを教わり、それによって命も助けてもらったのではないかと・・・

エピローグでパイロットが語ったサハラ砂漠でまた会えるかもしれない「王子さま」というのは、それぞれみるひとによって違った姿をしていてほしいと、わたしは思うのですが。
・・・これ以上語ると先走りしてしまいそうなので、今日はここまでにしたほうがよさそうです。

2005年12月30日 | 新訳・星の王子さまプロジェクト | こめんと 6件 | とらば 0件 | とっぷ

コメント

楽しかった

1年が短く感じます。思えばゴールデンウィーク中に手持ち無沙汰からブログを始めて、その後しゃるろっとさんのこちらのブログを読み始めてから、ブログの楽しさを知りました。どうもありがとうございました。(BGM:ホタルの光)
どうぞ来年もよろしくお願いしますね!

2005年12月31日 / オルサ #-URL編集

こんばんは。お久しぶりです。コメントは久々ですが、いつも拝見させていただいています。ブログとフランス(ルーアン)という共通点を通してしゃるろっとさんと出会えたことを嬉しく思っています。来年も引き続きよろしくお願いします。良いお年を!

2005年12月31日 / MARCH #E9XEYfAMURL編集

ボナネー!!

くりしぇさん、こんばんは。
昨年は大変お世話になりました。
そしてあけましておめでとうございます。

ドキドキしながらくりしぇさんのブログに初コメントをして早数ヶ月。。。
くりしぇさんにはいっぱいいっぱい目に見えない、素敵な贈り物を頂きました。

ここはとっても居心地がよくて、チャット状態になってしまったり、苦笑 秋冬は忙しくてなかなか訪問できず、残念でした。

今年はFC2に仲間入りします♪♪ので、うわばみブログ共々、よろしくお願いします★

2006年01月01日 / uwabami #-URL【編集

オルサさんへ

あけましておめでとうございます!

ホント、一年早かったです!
去年の今頃、なにやってたんだろうって感じで(笑)。

オルサさんの飾りのないコメント好きでしたよー。なにかラテン仲間♪って気もします。

今年もどうぞよろしくお願いしたします!

2006年01月01日 / しゃるろっと #-URL【編集

MARCHさんへ

あけましておめでとうございます!

わたしもMARCHさんのブログ、拝見していましたー。年末は特にお忙しそうで、でも仕事や人とのつながりを大切に丁寧にされているMARCHさんのブログは元気のもとになります!

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

2006年01月01日 / しゃるろっと #-URL【編集

uwabami さんへ

あけましておめでとうございます!

FC2仲間になりましたねー。いよいよ♪
去年はいろいろ「みみずくさん」のこといじらせてもらいました。ほんと、輝いていましたよ! 星王子に関してもドキドキすることたくさんありました! 新年はなにかワクワクしますね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

2006年01月01日 / しゃるろっと #-URL【編集

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