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ニースのカーニヴァルの謎

もう、二月ですか。はやっ☆
二月といえばコートダジュールを中心に南仏はお祭りのシーズンですね。あちらこちらの町で趣向を凝らしたパレードなどが行われるのですが、そのなかでも120万人という観客動員数で、世界有数のお祭りとして名高いニースのカーニヴァルのお話を今日はします!



まずはカーニヴァルの公式サイトをみていただきましょう。今日の記事の映像もこちらから頂きました。トップページの真ん中にある「cliquez ici pour entrer」をクリックしてみてください!
コチラから

こういうキッチュな感覚、好きですね♪

ニースのカーニヴァルが最初に行われたのは1294年ということなので、由緒正しきカトリックの行事と思いきや、いまでは単なるドンチャン騒ぎとの声もあります。このお祭り、禁欲前の饗宴といった感じでしょうか。かつてキリストが修行のために肉を絶ったことから由来しているそうです。カーニヴァルという言葉もラテン語の俗語で「カルネ・ヴァーレ(肉よさらば)」から来ているとのことです。
派手なはりぼての人形や山車の出現は1873年からだそうです。

2006年のカーニヴァルは2月11日から28日まで行われます。くわしい情報や日程は「プルニエ」(南仏の生活情報)からドウゾ

わたしは留学ではじめてニースの地を踏んだのが2月のはじめだったのですが、その以前にいたルーアンと同じ国!? と思うくらい全然ノリが違っていて、一月の終わりにホームステイしていたアルノーさん一家と別れを告げるときは本当に淋しかったのですが、ニースについて3日もすると、すっかり南仏の夏景色と陽気さに癒されたものでした。
なにしろ町中のデコレーションの派手なこと! ここって。。。フランスだったっけ? と疑いを持ちたくなるほどのハデハデ・イルミネーションで飾られたマセナ広場。普段は素朴な旧市街にも休憩中のダンサーと思われる人が、そのまんまのメークで歩いてたり(笑)。。。

踊り子さんたちの扮装もステキですよ。



バラになりきっているこんな方とか。



この方は、水の妖精でせうか。



こちらの赤い方は、一体。



こちらはカーニヴァルの主役であるハリボテの王様です。初日にこの王さまの登場と共にカーニヴァルの華麗な幕が開けられます。期間中は昼間の花のパレードや、夜のイルミネーションバレードなどが行われ、約三週間にも及ぶこの祭典は最終日の夜、浜辺で王様の巨大な人形が火葬され幕を閉じます。

ところでこのカーニヴァルって、自由席でも7ユーロから10ユーロ、指定席では25ユーロまでと、見物するのに入場料がかかるんですね。結構、お高いと思いませんか?
確かに最初は「えっ」と思ったけど、南仏のお祭りは入場料がかかるものがほとんどです。なるほど見物客は観光客ばかりだし、お年よりも多いし、スタンド席を設けてゆっくり座って観覧できるっていうのは親切な配慮かもしれない。入場料を取ることによって、ひやかしで見に来る人や、怪しい乱入者も出ないし、パリのお祭りやイベントに比べると安全なので、スリなどの心配もなくゆっくりと楽しむことができると思います。

でも、タダでこの祭りを楽しむ方法はないの?

この期間中、ニースのメイン通りは特にパレードが行われていなくてもお祭り気分でいっぱいだし、町中の華やかな飾り付けを見ているだけでワクワク気分で溢れているけど、なんか手はないものかと思っていたら、最終日の夜の花火と王様の火葬は入場無料だそうだ。

で、行きました。学校の友達と二人で。なんか仮装すればパレードに加わることもできるらしいという情報もありましたが、行ってみたらパレードというよりも、厳粛な行列という感じで、たいまつを持って三角の被り物をした集団の後ろを普通の格好でゾロゾロと海に向かって歩く人々の群れ。
わたしたちも後をついて歩いていくと、ちょうどプロムナード・デ・ザングレの真ん中辺りの浜辺に出ました。するとすぐに花火がガンガン打ち上げられて夜空いっぱいの花火。みんな「うぉー」とか奇声をあげて花火に見入っていました。「パリ祭」のときみた花火はしょぼいと以前書きましたが、このときの花火は豪快で派手で、まさに圧巻でした。

ぼーぜんと花火を見終わった後、友人が真顔でボソリ。
「そういえば、王様は? どこで焼かれてるの?」
行く前から友人と「燃える王様をみたいっ♪」とか言ってたな。

友人は「王様、王様」と叫びながら、ガラガラになったスタンド席の上のほうまで上がってあたりを見回したが、どこにも燃えている王様らしきものも、なにか巨大なものを焼いた形跡もない。話によると旧市街の浜辺で焼くということだったが、まわりの人々は別に王様のことなど気に留めていない様子で、花火が終わったらサッサと帰っていくし、この王様を燃やすって話自体が胡散臭いなーと友人と話つつ、次の日、学校で先生に「本当に、王様の人形は焼くの?」って聞いても、はぐらかすような答えしか返ってきませんでした。

おかしいなーと思いつつ、しばらくわたし、そのことを忘れていました。今回、この記事を書こうと思って調べてたら、わかりました。真相がっ。先ほどリンクした「プルニエ」のサイトにこのような文章が。

« カーニバルの王様を焼くか、焼かないか »の真相

カーニバルの最終日のメインイベント « 王様の火葬 »で焼かれる王様は、カーニバル期間中マセナ広場にどっしりと座っている本物の王様なのかと言う質問が掲示板にありました。(中略)

.....王様が観覧車の横を通ってPromenade des Anglais(イギリス人の散歩道)に出て、その後、シャトー(城山公園)の方に曲がっていきました。その時既に海岸で火の手が。。。つまり、焼くのは別物ですね。火もたき火程度でした。花火は3年前に比べると圧倒的な迫力です。.....

私が9年前に見た時も、大きいボロ人形が焼かれていた記憶があります。ニース生まれ、ニース育ちの夫も 「焼くのは本物の王様ではない。」と言っていますが、本物だと信じている子供達にはそのまま夢を見させてあげたいような気もします。


・・・ということは、やっぱ、王様、毎年使いまわしてたのね(爆)。
子供たちにとってはサンタの有無みたいに、言っちゃいけない事柄だったのかー☆ 

2006年02月04日 | コート・ダジュールの思い出 | こめんと 2件 | とらば 0件 | とっぷ

コメント

このノリ!

カーニバルの公式サイト、いいですね、このノリ。日本にはないテイスト。たぶん明日もあさっても見ちゃうでしょう。
以前ニースに行ったのが1月だったので、カーニバルを前に、ユニークな人形や山車が公園の片隅に置いてあり、出番を待っている状態でした。指定席の料金25ユーロ払っても見たいな!

2006年02月04日 / オルサ #-URL編集

ノリ!

そうなんですよね。独特のノリですよね。カーニヴァルというと映画の「黒いオルフェ」のイメージが強くて、相当熱いものを想像していたんだけど、実際はアララーっていう抜けた祭典でもありました(笑)。わたしは最後の日の花火しか見てないんですけどね。パレードは見たくなくても、大通りで出くわしたりして☆

地元の人には賛否両論みたいですが、南仏のお祭りはユニークなものが多いと思います。

2006年02月04日 / しゃるろっと #-URL【編集

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