スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 | スポンサー広告 | とっぷ

倉橋由美子の死

今日は「フランス雑貨翻訳コンテスト」の記事を書く予定だったのですが・・・きのう、倉橋由美子が死去したというニュースをネットで発見して(ちょっと知るのが遅かったかな・・・いつものことだけど)、いろいろブログなどをチェックしてみると、どうも、わたしのツボにはまったブログを見つけてしまいました。21日22日の記事です。
というわけでトラックバックとさせていただきます。

個人的な倉橋体験を書かせてもらうと、はじめて彼女の小説を知ったのは高校生のとき、友達となぜか「いかがわしい小説を買おう!」というよくわからん企画がもちあがって、わたしが小さな本屋で見つけたのは「聖少女」でした。当時フランスのフの字も知らない北海道の田舎娘にとって、突然、ジーン・セバーグとかダダイズムとかいわれてもさっぱりわけがわからんかったけど、妙に語感が好きになってしまいました。
特に「少しずつ死んでいく」というフレーズ。
この作品を絶望とか虚無という言葉で語ろうとする人がいるかもしれないけど、こんなフレーズ、やる気のない人間からは発することなんてできないと思います。
「日常をやり過ごすなんて軽蔑にあたる」のです。

そうそう、トラバの記事についても書かなきゃ。
「底意地の悪さ」はわたしは別に感じていないのですよ。でもたしかにヒューマニズムというものはみじんも感じられないけど(笑)。そこはまぁおフランスなんで。
「聖少女」は読みようによっては60年代のプチブルでインテリな少女のデカダンなライフスタイルというノリで、けっこうオサレ♪な人々が読んでも楽しめるんじゃないかと思います。

わたしは大島弓子の「バナナブレッドのプディング」も大好きでした。あの教授といい・・・それにしてもなんて懐かしい世界なんでしょ。また倉橋作品や少女漫画いろいろ読みたくなってきたな。

しかしわたしはアマゾンや、ネット上のブログなどで倉橋由美子の評価が高いことに驚いています。「聖少女」なんてわたしのまわりで読んだことのある人はゼロに近いんじゃないかな。
個人的には彼女の初期の作品が好きなんです。ほとんど読んだと思います。ロングセラーになった作品も読んだけど、やっぱあの60年代の作品群がいいです。ちょっとマニアックっぽいかもしれないけど(笑)

いゃあ、ほんと「聖少女」はまた読まなくちゃ・・・ね。

最後になってしまいましたが、倉橋由美子さんのご冥福を心からお祈りいたします。

2005年06月23日 | つぶやき | こめんと 4件 | とらば 2件 | とっぷ

コメント

はじめまして。
貴ブログでのご紹介&TB、ありがとうございます。
フランス語をお勉強されているんですね・・・。私は四半世紀ほど前、フランス文学を専攻する学生でしたが、今ではもうさっぱりです。
そういえば倉橋さんは初期のエッセイの中で窪田啓作訳の「異邦人」の文体に多大な影響を受けたようなことを書いてました。

※こちらからもTBさせたいただきます。

2005年06月24日 / プログレッシブな日々 #-URL編集

プログレッシブな日々さんへ

さっそくコメントありがとうございました。
プログレッシブさんのブログも時間のあるときに(っていうか、今日サボってます。わたしっ)ゆっくりと読ませていただきたいと思います! それではー。

2005年06月24日 / しゃるろっと #-URL【編集

はじめまして

サイト名は「自然体」みたいな意味ですか?
フランス語面白いですね。
また遊びに来ますね。

2005年07月28日 / mine #-URL編集

mineさんへ

はじめまして。
「いつも通り」「普段っぽく」って感じでしょうかね。
いやー、フランス語の基礎的なことは何も触れていないブログなんですが、フランス語の変さは伝わったみたいですね(笑)。あとフランスの変さも(笑)。
いつでもどうぞー!

2005年07月28日 / しゃるろっと #-URL【編集

コメントの投稿



管理者にだけ見せる

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

2005/06/24 | プログレッシブな日々 |

倉橋由美子さんが亡くなっていた

そういえば、北海道に旅立つ日、倉橋由美子さんの訃報を聞き、軽いショックを覚えました。若い頃のエッセイなどで、先輩・同期の作家に冷ややかな視線を浴びせかけていたこの人は、とにかく格好良かった。私は高校3年の選択授業で「日本近現代文学」というのを履修していた

2005/07/28 | ruru-askeo |

倉橋由美子 さようなら

パルタイパルタイなどで知られる女流作家倉橋由美子さんが10日に亡くなっていたということを、私は今日まで知りませんでした。最近ニュース見てないので。最初に彼女の本に出会ったのは彼女の大ファンである親友のすすめ。最初に読んでみたのは『聖少女』。そして『ヴァージ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。