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ニキ・ド・サンファルという女



ずっきゅーん☆ わたしも撃って、撃って♪

今日はもとモデルでヴォーグやライフの表紙も飾っていた美貌のアーティスト、このブログでもたびたびポップな彫刻作品が登場しているニキ・ド・サンファルさんよっ!

前回のモンパルナス墓地の猫のお墓、ほんとにニキ・ド・サンファルが手がけたものだったのですねぇ。これは思わぬ収穫でした。uwavamiさんに突っ込まれる前からなんか似てるなーと思っていたのですよ。フランス語で検索したらすぐに見つかりました。日本のネット上や本などでは見あたらなかった情報だっただけに、こんなときフランス語やっててよかったわ♪ と思うのです。

彼女の作品についてはパリのポンピドゥ・センター前にある噴水オブジェといえば、いちぱん「あーっ」とわかってもらえるのかしらね。まさかそのヘンテコな作品を創ったのがこんなきれいな人とは知らない人も多いかと思います。

彼女の作品だけを集めた世界初の美術館はなんと日本にあります。那須にあるニキ美術館なのですが、そこの館長の増田静江さんの記事を中心にニキの簡単な経歴をまとめてみました。


*1930年、フランス人銀行家の父とアメリカ人女優の母との間にパリで生まれる。幼児期はニューヨークで育ち、厳格なカトリック教育を受けた。

*18才、米作家ハリー・マシューズと結婚。

*21才、長女を出産。その後、一流雑誌の表紙を飾るなどモデルをつとめる。

*23才、神経衰弱にかかる。

*1955年、25才のとき南仏オートリーヴにあるシュヴァルの理想郷(Le Palais Idéal du Facteur Cheval)やバルセロナのガウディのグエル公園をみて衝撃を受ける。後に再婚するスイス人アーティストのジャン・ティンゲリーに出会う。

*1960年、最初の夫と離婚。その後、銃による「射撃絵画」を発表。ニキは「テロリストになる代わりにアーティストになった」と語る。

*1962年、「怒りの量的生産時代」次々と作品を発表する。

*1965年、天使とも娼婦ともいわれる豊満な女像「ナナ」シリーズを次々と生み出していく。

*1998年、20年の月日をかけた理想宮、彫刻公園(タロット・ガーデン)をイタリア・トスカーナに完成。その年の10月、初来日を果たす。

*2002年5月21日、アメリカ、サンディエゴで死去。71才。

彼女の半生はドキュメンタリー作品「美しき獣(ひと)」という映画にもなっています。(上の写真 :「射撃絵画」を製作中のニキ)



今回彼女のことを調べてみて感じたのは、裕福な家庭に育ち、厳しく育てられ、美しい外見をした女性の激しい反抗心、モラルとか美意識とか、社会的な女性の立場とか、そういったものへの挑戦や反撥です。ポップな彫刻などをみているとそういう「激しさ」や「毒」のようなものより、個人的にはなぜか和んでしまうのですが、晩年に自ら作りあげた楽園「タロット・ガーデン」に対する執念のような情熱はヒシヒシと伝わってきました。

タロット・カードからインスピレーションを得たというこの空想庭園に彼女は自らの全てを投影させたという。つまり「庭」は彼女自身というわけです。

「女はみんな、心の内側に庭園をもっている」んだそうです。



タロット・ガーデン(Giardino dei Tarocchi )については、コチラのサイトも楽しいです。いろいろ遊べます。

こちらのサイトも作品群の写真がクリックで拡大します。コチラから

実物は写真でみるほど、くどくないそうです(笑)。なにか子供が描いた怪獣みたいなのもいますね。無邪気な破壊のパワーを感じたりもして。

次回は、この機会にみつけた彼女の意外な作品たちを扱ってみようかと思ってます☆

2006年03月04日 | アートの話 | こめんと 18件 | とらば 0件 | とっぷ

コメント

NIKI

記事冒頭の写真、ニキの映画のやつですよね。
高校時代に、どっかの短館でこの映画のチラシをもらって、ずっと気になってたんですよ~。この図柄見て、当時はテロリストだと思ってました;この写真だとユマ・サーマンに似てますよね。

作品群の写真見てみました~。
幸せな世界だわ~。以前は原色って苦手だったけど、最近いいなって思います。
ポジティブなパワーもらえそうだし。

事後報告になりますが、「たとえば、のバトン」を回したので、お時間がある時にやってみて下さいな。質問を追記したので、そちらも見てね。

http://bizarrechouchou.blog43.fc2.com/blog-entry-15.html

2006年03月05日 / うわばみ #-URL【編集

☆しゃるろっとさんへ
 久々お邪魔させていただきました。
 ニキさんの記事を見て、早速コメントを。
 私は、那須高原にあるニキ美術館の方を、
 鑑賞した事があります。
 彼女のパワフルな色彩とパワーが、
 とてもインパクトが強かったので、
 一度みたら忘れない作品ですね。

2006年03月05日 / チョコラータ #-URL編集

綺麗な方だったのですねぇ。
最後がサンディエゴっていうのが・・・(深い意味はないです)ヨーロッパを最後の土地には選ばなかったのですね。
バスティーユのオペラ座のロビーにも作品(ナナ、だと思います)がおかれていました。

2006年03月05日 / erin #-URL【編集

うわばみさんへ

ユマ・サーマン、好きなタイプよー! ←オヤジか!?

タロット・ガーデンの怪獣たちの原色もスゴイけど、シルバーをふんだんに使った(鏡なのかな?)室内装飾みたいなのも好きだわ。トイレの写真には参りました☆ 広いし(落ち着かなさそうだ)。

バトン、意外と自分をたとえるのって難しいね。考えを練っておくわー☆

2006年03月06日 / しゃるろっと #-URL【編集

チョコラータさんへ

お久ぶりです!

那須に行かれてましたかー。あのパワーと色使いはホント、一度みたら忘れられないですよね。

彼女は美術教育というものを受けずに、あれだけの作品を創り出したのだから、まさに自己表現の人ですね。
自分の「楽園」を創り出すっていうのは、まさにアーティストの仕事ですね。何十年もかけて作品を創りあげるなんて、本当に尊敬します。なんにしても長期的な展望を持つっていうのはステキなことだと思いました。

2006年03月06日 / しゃるろっと #-URL【編集

erin さんへ

そうですよね。最初に観た作品のイメージから美女は連想できませんでした(笑)。

彼女の経歴を詳しく書いてあるサイトを発見して読んでみると、実に世界各地に住んだり旅行したりしている人で、タロットガーデンの中にも実際に住んでいた時期があったようです。晩年はアメリカに住んだようですね。

そうですか、オペラ座に(笑)。彼女はバレエの舞台装置やコスチュームのデザインも手がけたようです。前衛物だと思いますが、みてみたいっ!

2006年03月06日 / しゃるろっと #-URL【編集

ユマ・サーマン

私も好きなタイプ★(危!)
プロデューサーズのミニ丈ドレスはもうちょっと厳しいかな~ってお年頃ですが、笑
憧れでっすねぇ。

ちなみに目が切れ長で、クールビューティがお好みです(誰も聞いてないって!?)

見た目と中身のギャップの苦しみかぁ。。。かなり自分と共通するものがあって、くっときます。私は美人じゃないけど、笑 ニキ世界も探求しようっと。

下から二番目の写真、とても気に入りました!会社PCの壁紙に使わせていただきま~す。

2006年03月07日 / うわばみ #-URL【編集

クールビューティ

いいわね♪ わたしもアジアンなルックス好きだわ。噂によると、うわばみさんって荒川静香に似てるそうじゃない。見た目とギャップってことは。。。クールなお姿なのかしら☆

ニキの場合は子供のころから挙動が危なかったそうで、小学校を放校になってるし、もともと精神的に危うい人だったみたいです。

二番目の写真はフランスで出てる画集の表紙です。ちょっと、太郎の太陽の塔を思い出すような。。。

2006年03月08日 / しゃるろっと #-URL【編集

なるほど

それで、この時代に青春を過ごした人は自分の恋人を「ナナ」と呼ぶのでしょうか?
「テロリストになる代わりにアーティストになった」と言うのは有名な言葉ですよね。
ニキカッコイーなぁ‥‥。

2006年03月09日 / mine #gcWPADJgURL編集

mineさんへ

そうですか、有名な言葉でしたか☆

自分の恋人を「ナナ」と呼ぶのはフランス人、日本人??? キキとかナナとか愛称みたいなものなんでしょうかね。

アーティストはやはり作品と一緒のところが絵になりますなぁ。

2006年03月09日 / しゃるろっと #-URL【編集

荒川静香

はね、顔の形だけ似てます、笑 エラが張ってる家系なんです。へびなのに;アジアの女優に似てるってよく言われるので、かなりアジアン顔みたいです。畏れ多くて名前は言えませんけど、笑

クールというか、、、安全でおとなしそうに見られますね。まさかビザールとは思わんかったー!騙されたー!って誰も騙してないよ、って思うんですが、泣

そうそう、ニキってタルーと色遣いが似てますよね。だから余計に男性が創ったのかと思ってました。

2006年03月15日 / うわばみ #-URL【編集

アジア女優

そのアジア女優とは、ひょっとして前に竹之内豊と映画で共演した? あの方(笑)。

外見とのギャップは多少あったほうが、人間的には面白いと思うけど。そんなにクールなお姿なのかしら☆

ところで、タルーって、誰???

2006年03月15日 / しゃるろっと #-URL【編集

たるー

うわばみ語で、岡本太郎のことだと思いますよ(爆発)。

2006年03月15日 / oomot #aIcUnOeoURL【編集

たろうか。。。

太陽の塔みたいって、自分で言っといて気づきませんでした★

2006年03月15日 / しゃるろっと #-URL【編集

それよりも

私の家からそんなに遠くないところにニキの野外作品があるのですが、実物をみて触ったり、ベンチの作品に座ったりすると、岡本太郎よりもガウディやフンデルトヴァッサーからの影響があるのかもと感じます。

2006年03月15日 / oomot #aIcUnOeoURL【編集

フンデルトヴァッサー

って、知らなかったので検索したら。

「おおー!」

http://p4room.mda.or.jp/~pon/viennaczech/hundert/hundert-3.JPG

「ひゃー☆」

http://asayake-yuuyake.cocolog-nifty.com/blog1/images/seisou345_2.jpg

「うひょー♪」

http://homepage.mac.com/araiken/fun11.jpg

いい感じね。

oomotさんの近所にあるニキって、ひょっとしてこんなの!?

これとか。↓

http://homepage3.nifty.com/hiro1961/img/pa2-1.jpg

これ。↓

http://sumai.nikkei.co.jp/style/kurashi/img_data/36a_p01.jpg

ここ、密かに気になってたのよね。いいなー、楽しそう♪

2006年03月16日 / しゃるろっと #-URL【編集

ばれたか(笑)

そうそう、それです(笑)。
歩いていけるほど近所ではないんですが、電車賃をケチって自転車でいくと(一時間くらい)疲れます(苦笑)。
そこからある乗り物に乗っかって奥地にいくと、某出版社のビルの前にもニキの野外オブジェがあります。

フンデルトヴァッサー(1928-2000)は、60年代に日本にいて、元奥さんが日本人だそうです。絵も描いているのですが、Taschen から出ていた画集によると、個人蔵のもので、来歴がわからなくなり、現在、行方不明になっているものが多いとか。

2006年03月16日 / oomot #aIcUnOeoURL【編集

日本人妻

ふむふむ。日本人妻でしたかー☆

おじいさん、やるねっ。

http://regentag.client.jp/wasser/friedensreich.jpg

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/imgdata/large/4887830815.jpg

(もう、いいって)

こういう建築って、写真で見ると奇抜なんだけど、案外まわりの環境とうまく調和してたりするのよね。それに引き換え、日本のニキのオブジェは浮いてそうだ(笑)。

ヘビのモチーフなど、うわばみさん的かも☆
(また、噂しちゃったっ)

2006年03月16日 / しゃるろっと #-URL【編集

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