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ニースの留学生活(授業編)




さて、ニースの街中で手招きしたお兄さんたちは、どうやら近くのホテルの従業員さんたちでした。兄さんたちの笑顔につられて一軒のホテルのなかに、なんとその名も「ホテル・ノルマンディー」、わたしはまさにその地方から来たのよーと叫びたいのをこらえて、料金表をみてびっくり! 安いっ、二つ星でこの値段とは!? パリの半値じゃないかっ!!!
わたしがニース入りしたのは2月のはじめで、そろそろカーニヴァルも始まるというのに、この時期はシーズン・オフ扱いでお安いのね! ニースって高級リゾート地だとばかり思っていたのに、駅前は様子が怪しいし。。。ホテルは妙に安いし。。。なんか大丈夫なのか!? と疑いつつ、一泊。

・・・なんの問題もありませんでした。ありがとっ、イケメンで暇な兄さんたちっ! 単なる親切な人たちだった(笑)。

さてさて肝心のフランスラングのニース校のほうは、場所でいうとニースの中心街からちょっと外れた場所で、国鉄の駅と海辺の中間くらいの位置にあります。
普通のアパルトマンの二階部分(フランスでいう一階)が学校になっているのですが、ルーアンの学校に比べると教室も多いし、ラボの部屋や、カフェテリア(テラス状になっているスペースも)もあるし、長い廊下がいかにも「学校」って感じで、事務所もオープンで入りやすいし、なかなかいい雰囲気だと思います。

初日はルーアンのアリアンスと同じく、クラスを決めるためのテストを受けるのですが、ルーアンでは大きな教室で、先生の監視のもと厳粛な雰囲気でボリュームのある文法と聞き取りの筆記テストを受けたのですが、ここではわたしは小さな教室で日本人の女の子と二人で、簡単な文法のテストを受けました。その間、先生は教室を出て行って不在。。。その後、先生と一対一の面接で日常会話のテストを受けました。こちらもリラックスしたムードで、わたしの他に面接を受けたのは全部日本人の女性でした。

翌日学校に行くと、事務所の前にクラスのメンバー表が張り出されているのですが、名前と教室が明記してあるだけで、レベルの表記がないので一体、自分はどれくらいのレベルと評価されたのかわかりませんでした。レベルを明記しないというのは、学校側の心遣いでもあるのかな?

初日の授業でいきなり何をやったのかというと、担任の先生が次々とニースのカラーの市街地図や、美味しいレストランや映画館、旅行会社などの乗っているプリントを配って、ニースの便利情報や、観光情報の説明を楽しくしてくれました♪ なんだか親切で楽しい♪ なんだろう、このウキウキ感は!?

先生が教科書として買うように文法の本を勧めてくれたりですが、これは短期で登録している人や買いたくないひとには、コピーしたものを授業のたびに渡してました。
その教科書が中級用だったので、どうやら中級クラスに入ったらしい!? 大丈夫か、わたし!?
でも、一緒のクラスの外人をみると、そんなに喋れないみたいな人たちばかりなのね。ルーアンでは初級クラスでも外人の人たち、日常会話は不自由していないような人たちばかりだっただけに、衝撃でした。
ルーアンのときはスペイン語圏やイタリアの留学生が多かったのに対して、ニースでは北欧やドイツ、アメリカの留学生が多く感じました。みんないかにもヴァカンスで来たぜっ、というノリで授業中もイラストに専念している人がいたり、宿題はやってこないし、必ず誰かが普通に遅刻してくるし、就業の時間と共に勢いよくみんな教室から出て行くし・・・、なんじゃこの人たちって外人多し。。。それに対して先生が、まったく怒らず、イヤミも言わず、嫌な顔ひとつしないのに、またもや驚きっ。

いままでの学校でなら、例えば先生が当ててもすぐ答えられない人に対して、先生がイライラした態度を示したり、次からその人をまったく無視して授業を進めたり・・・というシーンをたまに見ていたので、この学校の先生って人間出来てるわー、それとも慣れてるのか!? 先生はなぜか女性がほとんどで、それぞれ個性的で授業の進め方も得意分野もいろいろなようでしたが、イジワルだなー、怖いわーと思う先生はこの学校にはいませんでした。むしろ好きな先生が何人かいて、先生に会うのが楽しみなくらいでした。

ここの学校は二週間単位でクラス分けがあり、すぐ先生もクラスメイトも時間帯も変ってしまうので、多少落ち着かない感じもするのですが、多くの先生に習うことができ、いろいろな人と知り合いになれるので、わたしは楽しいと思いました。
やはりヨーロッパの生徒たちは上達が早くて、最初同じクラスだった外人がクラス編成のたびにどんどん上のクラスに登っていくのを目の当たりにしました。この学校は会話を中心とした授業がメインなので日本人はクラス編成の初日が終わった後、先生に一つ下のクラスを勧められたり、自分から難しいのでクラスを下げるように希望する人もたくさんいました。

語学力の問題以前にコミュニケーション力とか、先生との相性、クラスメイトと上手くいくかということも重要だと思いました。
最後の方ではヨーロッパの人々ばかりのクラスになってしまったのですが、クラスメイトとは授業のあとも一緒に遊びに行ったりして、楽しく過ごせました。

実はパリからルーアンに越したときは、語学の勉強を頑張ろうと燃えていたのですが、後半はかなり疲れてしまって、今度のニースでは遊びメインでまったりしょうと思っていたので、そんなに勉強って感じじゃなかったのですが、最後に修了書をもらったら、なんと「中級講座修了」とかなんとか書かれていてびっくらしました☆
ほんとに、授業中はまわりの外人たちとふざけてばかりだったので、こんなのもらっていいのか!? とかなり引きました。。。普通日本人は文法が出来ても喋れないというのが定説ですが、わたしの場合はかなり文法オンチなままだったので、この学校で最初の頃、同じクラスだった日本人に、帰国後それを言うと、あっさりと「それはウソだね・・・」と言われました(爆)

みなさん、文法やフランス語の基礎は出来なくても、喋れますよっ、コミュニケーションできるんです!

この学校はあと、課外活動も活発で、わたしは地中海の観覧船(ニース港からヴィルフランシュ間)や、ニースのオペラ座でのイタリアンオペラ鑑賞も学校の行事で行きました。行事と行っても参加は自由で、団体で先生が付き添う場合と、生徒が個人の友達同士で自由に行く場合などいろいろあります。他には美術館を訪問したり、コンサートに行ったりなど、いろいろな企画があるようです。
初級クラスの人たちは、授業で先生と一緒に旧市街を散歩したり、カフェに入って実際の注文の仕方を習ったりしていたようです。

あとラボ施設もあり、授業が終わった後は自由に好きなだけ使えるし、先生がいるときは発音のチェックなどもしてもらえました。その部屋で映画のビデオを観ることもできたので、わたしは授業が終わった後もラボで練習したり、カフェテリアで友達と喋ったり、映画をみたりして、学校のなかでまったりとしていました。

授業は一日3時間というコースを取っていたのですが、放課後にも学校の施設が使えるので、多少授業料が高くてももとは取れたと思います。

さて、この学校にはいろいろとユニークな人々もいたのですが、スペースが尽きてしまったので、次回にします☆

2006年04月29日 | フランス語の学校 | こめんと 0件 | とらば 0件 | とっぷ

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