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日本人のオリジナリティーって?

「坂本教授シリーズ」続いてますよん♪

・・・わたくし最近、お疲れのせいか、音楽やら映像やらドヨーン★としたものを求めているのかしら!? さきほどは思わず「寺山修司」の映画の動画みちゃったわ☆ 坂本龍一より・・・さらに危険だから、ここでは貼らないわよっ。(10代の頃、彼のほとんどの映画観たけど・・・、今見ると、危険よ、危険っ)

さて、坂本龍一氏といえば映画「ラスト・エンペラー」で日本人初のアカデミー賞オリジナル作曲賞受賞という輝かしい経歴がありますね。そのずっと前に、日本レコード大賞の編曲賞も取っていた・・・という事実は意外と知られていないかもしれませんね。(サーカスの「アメリカン・フィーリング」で 笑)
まぁ、それはどうでもいいんだけど、今日は彼の海外での活動について思うことを書こうと思うの。

まず、これはTVで見逃してたんだけど、動画があってうれぴー☆と思った1992年のバルセロナ・オリンピックの開会式。サカモトくんは楽曲の作曲を手がけ、指揮もしております。



各国のお偉方(日本の皇室のかたもいらっしゃってましたね)もご覧になっている前で堂々たる指揮ぶり、彼も「大変光栄に思ってる」というコメントを番組に寄せたようですが、、、Wikipediaによると、このお仕事のギャラ、なんと1ドル!

ついでに高橋幸宏によると「非常に嫌々やっていた」という記述もあるのですが、、、。映像からはわかりませんね。

ちなみに教授ってアカデミー賞受賞後に、映画の音楽のお仕事をノーギャラでやったりするひとなのよね。。。(お金うんぬんの話をしたいわけじゃないんだけど、ちょっと1ドルってのはびっくりなエピソードだわ) 映画音楽をタダで受けるのは、ちょっとカッコイイ☆ とか思っちゃったけど。。。

アカデミー賞を受けた翌年の1989年に、当時の歌番組「夜のヒットスタジオ」(司会が古館さんと柴俊夫だったような・・・)で、パリのシャイヨ宮でエッフェル塔をバックに演奏する教授のお姿も発見しました! 曲は「Okinawa Song」です。



この映像、わたくしリアルタイムで観ました! これお気に入りで、よくビデオに撮ったのを何度も観てたんだけど、当時まだパリに行ったことのなかったわたくし、この映像の中のパリには魅せられました。

街の中にすごいステージ造ったわねー、すごいセットねぇ!!! って、思って観てたんだけど、、、その後、パリに旅行してこの場所に実際行ってみて知ったけど、舞台装置でもなんでもなくて、いつもこの状態なのよねっっっ。このシャイヨ宮のテラスって絶好のエッフェル塔のビューポイントで、ただっぴろい空間なのよね。
この映像、実はテラスの上に白い台をポンと置いてあるだけなのよっ。それでもこんなに絵になるパリの街・・・まさに芸術の国って感じよね!

それからこの時期「You Do Me」という曲をリリースしてます。 Jill Jonesというセクシーでアメリカン♪な女性歌手と沖縄合唱団のミスマッチ具合が絶妙。



このビデオ持ってたけど(笑)、やはり海外進出を狙っていた頃なので、画面に大きく漢字を出したり、無国籍なポップさ、海外の人が好みそうなオリエンタリズムをミックスしたサウンド♪

彼がYMOを解散してソロになってからワールドツアーを行ったのがこの時期だと思うんだけど、当時のヨーロッパの批評(特にフランスですが・・・)が辛口で「彼は日本人なのに、自分の国のオリジナリティーに欠けている、まるでヨーロッパの音楽のコピーをやっているようだ」といった批判を目にしたりしました。(もちろん、大好き! 官能的な音だ・・・と言った具合の好意的な意見もありましたよ) 全体的には(というか商業的には)あまり芳しくなかったようですが、わたしは当時の彼のインタビューで「日本人のアイディンティティーを求められても、実際、西洋音楽の影響を受けて育っているし、僕は日本を代表して来ているわけではない」といったようなコメントがとても印象に残っています。

それから後に自分がフランスに留学(というか遊学ですけど)する立場になって、「日本人なんだから自分の国のこと(政治とか宗教とか基本的なこと)を知らないのは恥ずかしいことだ」とか「留学生はひとりひとりが親善大使だという自覚を持とう!」といったもっともらしい意見を聞くことがあったけど、そういうのって「ハァ?」って感じでしたね(笑)。

「フランス人が日本人に聞きそうなこと、ほにゃらら」ってマニュアル本もあるし、そういうのを読んでおくと確かに授業やなんかで自分の国のことを話すときかなり役にたつのは経験上わかるけど、わたしは興味の無いことは「ない」とはっきり言ってたし、それで損をしたと感じたことは一度もありませんっ。(街で「日本通」の俳句の本持ったフランス人に説教されたことはあるけどさ☆)

いわゆる「日本人らしさ」(それもフランス人が好きそうな)というものを期待されても困るな、フッ・・・って場面はよくありましたね。いくら考えてみても、自分の中に彼らに受けそうな日本人の良さがなくてさ(笑)、折り紙で鶴も折れないしさっ、なんのもないわよっ。でも、自分で言うのもなんですが、語学学校ではまわりの日本人より多く発言したし、自分の考えを言うようにしてたわ。自分の国のことでも知らないことは「知らん」「興味が無い」と授業中に言ったし、「一味違う日本人☆」ってことで先生たちや他の国の生徒たちのウケは結構よかったのよん♪

・・・つまりフランスでは「等身大でいいんじゃないか」ってことをよく思いました。背伸びしたり、がんばったりしても限界がっ。

坂本教授話に戻ると、、、一時は世界に羽ばたいた彼も94年に彼は再びマーケットを日本に戻しています。99年にはインストゥルメンタルの曲でシングルがオリコンチャート1位という快挙も成し遂げました! 個人的にはセールスがどうというのは、どうでもいい話なのですが。。。

実際フランスで、怪しいオリエンタリズムやジャポネスクなものを目にしたりするし、それが結構評判よかったりするのも知ってるけど(笑)、その反面、時代とともにフランスで活躍する日本人のなかに、「自国の香り」を売りにしないで、フランス人と対等に勝負して成功を収めている人たちがいろいろな分野にいますね。
例えば最近だったらパティシエの長江桂子さんがいい例なんじゃないかと思います。フランスの伝統的なお菓子に新しい試みを取り入れたりしているけど、いわゆる「日本の伝統」みたいなものとは違う次元の「自分の世界」を表現している。彼女のようなひとは、たぶん自分が「日本人」だということを意識してないし、普通に真面目に自分のお菓子を造っているだけなんだろうな・・・と思います。

ま、パリには「とらや」みたいなお菓子屋さんも必要だとは思いますが、(抹茶やあんこ、大好きよっ)

・・・だんだん収集がつかなくなってきたけど、、、つまり、どこにいても「自分らしい人」ってステキ♪ってことね。
あと、意識しなくても、やはり生まれ育った文化ってものは自然に出るのかもしれませんね。
ここ数日、こんなようなことを考えていて、改めてわかったのは自分がパリって暮らしにくいなーって感じたことのひとつに、パリの人が変に「日本人慣れ」していることも原因のひとつかと☆ 

これは以前から自分の中にある興味深いテーマのひとつでもあるので、語りだすと説教ジジイ(?)のようになっちまいそうなので、このへんで~♪

最近の教授の音楽も、これからぜひとも聴いてみたくなったわ♪

2006年11月10日 | つぶやき | こめんと 2件 | とらば 0件 | とっぷ

コメント

こちらでは、はじめまして。

glasshouseさんのブログでは、シャルロット・ゲンズブールで盛り上がりましたね。情報ありがとうございました。やっと彼女のCDは日本版が出たので、これから購入しようと思っています(でも小遣いが・・・)。

坂本龍一シリーズ、興味深く拝見しました。実はぼくは坂本龍一さんにそんなに詳しくありません。でも、RainとかYou Do Meとか聴いて、あらためてかきたてられるものがありました(なんでしょう、それは?)。あの時代の空気というか、そんなものも感じたりして。

音楽もそうなのですが、しゃるろっとさんの書いている視点も面白かったです。ぼくはぜんぜん国際的な人間ではないのですが、日本人らしさって何だろうってことはよく考えます。日本人らしくあるまえに、ぼくらしさって何だという問いもあるのですが。

そういえば以前、しゃるろっとさんはコンピューターミュージックを創られていた、ということも書かれていましたよね?そのときの音源は残っていないのでしょうか。ちょっと聴いてみたいです。

なんとなくglasshouseさん経由でこんな書き込みをするのは後ろめたい気もするので(笑)、この辺で。

2006年11月11日 / tonosan #alcJfyR2URL編集

tonosanさん♪

こちらでの書き込みありがとうございました! (わたしとしては久々に真面目に考えて書いたつもりの記事なので、特にうれしゅうございます)←いつも適当って意味ではありませんが(笑)

わたしも21世紀に入ってからあまり坂本教授には明るくなかったのですが、あらためていろいろな動画を観て、かなりグッときました。
教授は音楽理論に詳しいという話は有名なのですが、演奏のテクニックうんぬんにうるさくないし、音楽をカテゴリーに当てはめるのことをしないひとなので、一般的には不思議な音楽をやっているひと(というか、存在も不思議な・・・)という感じで、いろいろと世間での誤解も多いのかな・・・と思うのですが、昔の彼の発言、特に「国際人」や「西洋の自我」などについて、難しい話をしているインタビュー記事などを必死に理解しようとしたこともありますが、難しいですね。知識や視野が広いというか。。。

海外に住むと、「日本人」ってなんだろう? という疑問や自国のことに対して無知だったりすることに改めて気づいたりもするのですが、突き詰めていくと「自分らしさ」がいちばん大切ってことになりますよね。西洋の感覚でいくと自分中心に世界が広がっていく(成り立っていく)という感じをつかんだり(住所の書き方でも近いところからはじまりますよね)、フランスの「個人主義」と「日本の和の精神」について比べて考えたりとか、やはりメンタリティーの違いは大きいですね。

わたしが創った曲、そういえば坂本教授のやってたFMラジオの「デモテープ・コーナー」に送ったことありますよ(爆)。つかわれませんでしたがっ。今考えると「恥ずかしい過去」ですね☆

わたしがコンピューター・ミュージックをやっていた時代はサンプリングマシンを持っているのは、日本では坂本教授と小室哲也くらいしかいない時代で(笑)、マニアックで不健全でしたわ。

2006年11月12日 / しゃるろっと #-URL編集

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