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危険なカトリーヌ・ドヌーヴの「反撥」

今日はカトリーヌ・ドヌーヴの若き日の映画について語りたいと思うんだけど、一般的なドヌーヴのイメージって「フランスを代表するエレガントな大御所女優」って感じかしら。
若い頃の映画といえば、前回も話題に出たミュージカルもの、特に「シェルブールの雨傘」や最近リヴァイバルされた「ロバと王女」などのジャック・ドゥミ監督の作品のイメージが強いんだろうな・・・と思うのですが、実はわたしの若き日のドヌーヴのイメージを作っているのはルイス・ブニュエル監督なんですね。
昼顔」でのマゾな娼婦。そして「哀しみのトリスターナ」での片足のない美女。。。静かなテンションでかもしだす凄み。なんて美しくて怖い女優なんでしょう・・・最初に観たのがこれらの作品だったので、わたしのなかでのドヌーヴはかなり危険なかほりのする女優なんです。
個人的に彼女が最も美しいと思う作品はマノン・レスコーをモデルにした「恋のマノン」(たまに「マノン'70」とも呼ばれている)という作品なんですが、こちらはかなりレアらしくて当分日の目をみることはないんだろうと思います。
情熱的で奔放な娼婦マノンもドヌーブが演じると「クールでモードな女」にみえましたが、この映画の音楽(バロック調で面白い!)を担当したのがゲンズブールだったり、兄役がジャン=クロード・ブリアリだったり、ファーストシーンの舞台が日本(いきなり赤ちょうちんが写っている・・・)ということもあり、かなり親近感を感じているのですが。

そもそも彼女を最初に有名にしたのは、1962年、19才のとき出演したマルキ・ド・サド原作の映画「悪徳の栄え」なんですね。その後「シェルブールの雨傘」 (1964)、「ロシュフォールの恋人たち」(1966)、「昼顔」(1967) ・・・とすんごい作品が続くわけなのですが、今日これからおみせしたいのは1965年の「反撥 (Repulsion)」いわずとも知れたロマン・ポランスキー監督のサイコ・ホラー作品です。

この映画は・・・とにかく怖いですっ。

わたしのなかでは、ダリオ・アルジェントの「サスペリア」より怖いですっ。(それもかなり怖いけど・・・)

静かに狂っていくドヌーヴの鬼気せまる様子と、彼女がつくりだす妄想と現実の区別がつかなくなっていく感じが凄まじいです。

・・・だから、今日の動画は怖いものが大好きなひとだけ見てね!!!

決して一人では観ないでください~~~。

まずはオープニングから。



ドヌーヴの目玉のどこが怖いの!? ってあなた☆
次の動画を観てっ。長いけど、じっくり観てよっ!!!



怖いし、陰気だし、もういやっ!!!

ジャガイモ腐ってるし、アイロンのコード繋がってねーじゃないか、ルージュをグリグリ塗ってベットに入ってニヤリ☆とするドヌーヴ・・・そしてっ、突然隣から男が出てきて、ギャーっ★★★
ネグリジェ姿で家を彷徨えば・・・廊下の壁から手がニョッキニョキ~~~。そして夜が来れば、また天井がひび割れるぅ。。。



「もう、ドヌーヴったらどうしちゃったの??? 幽霊みたいよっ」

「あら、乱れた姿でうつ伏せですか。。。???」

・・・最後のシーンがいちばん衝撃です。勇気のある人はシカッと観てねっ←結局、勧めてる? あっ、怖がりなひとは観ないことをお勧めします。。。



怖いっ★★★

あっぱれ、ドヌーヴ。やはりゲン爺の手をどけるくらい、でもなかったのね♪♪

注意 : 今回の記事で気分が悪くなったかたがいたら、ごめんなさいっ。こんな管理人でごめんね。でも、カトリーヌ・ドヌーヴの演技すばらしかったでしょ!?

2006年11月22日 | 私的フランス映画 | こめんと 2件 | とらば 0件 | とっぷ

コメント

ぐぎゃああああ!!!ママァ~ッ、ごわいわ!!!!

10年くらい前に大阪の超アングラ映画館(何年か前に閉館。。。)で
「袋小路」とあと何か忘れたけど1作と一緒にリバイバル上映されてました。
(あの頃ポランスキーの昔の作品がすごく注目されたような。)
映画館では見なくって、のちにTVの深夜放送で見たんですが
とっても楽しみました(ブイブイ!)。

今デッカいスクリーンで見たら、きっと「ガハハ~~~ッ!!!」
と大爆笑してしまいそう。。。
よくできたホラー、、、いえコメディー映画ですね♪

ところで私、中学生の頃ダリオ・アルジェントの大ファンで
「フェノミナ」と「サスペリア2」が大大大好きでした。

2006年11月22日 / Rimbeau #-URL編集

Rimbeauさん♪

やっぱホラーはヨーロッパよね♪ アメリカのホラーはグロくて娯楽っぽくていまひとつ好きになれません。
ダリオ・アルジェントは音楽も怖くて特に「サスペリア2」の子供の「ランランラ~~~♪」って歌声の曲が脳裏に焼きつきました。死体に一工夫凝らしてて芸術的ですよね(変態的というべきか!?)  メイキング映画を観たら撮影中の監督がいちばんホラーでした。。。

でもロマン・ポランスキーの映画は怖いと思いますよっ。あのアングラっぽい音の使い方やドヌーヴの目の表情が何度見てもスゴイと思います。あの前後にミュージカルやってた彼女って、ホントに芸に幅のある女優だと思います! 彼女の美しい「狂気」はのちにアジャーニに受け継がれるのでしょうか(笑)。

2006年11月22日 / しゃるろっと #-URL編集

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