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徒然と「ラスト・タンゴ・イン・パリ」

さぁてと、映画のお話でも。今日はベルナルド・ベルトルッチの「ラストタンゴ・イン・パリ」について。これは72年のイタリア映画なんですが、舞台もパリだし、セリフもフランス語なので「私的フランス映画」のカテゴリーに入っていることについては、許してね♪



前回このカテゴリーで紹介した「冒険者たち」もそうなんだけど、この映画もオープニングの映像と音楽で、はやくもやられちゃった作品です。わたしはどうも右脳的なのか、ストーリーがどうのというよりもそういった要素に弱くて、ちゃんとお話を理解して映画を観ているの?って聞かれると「でへへ~」ってタイプで(笑)、だから映画に関しても「難しい」とか感じずにボーっと観ちゃうんですよね。
で、この作品も「わかる」とか「わからない」っていう世界ではなくて、映像と音楽がよいなぁって、そういう観点で徒然に語りたいと思います。
まず、冒頭から心をひきつけられずにはいられない、この映画の音楽について。さっそくアマゾンでみたところ、現在このサントラは在庫のない状態でしたー。やはり、人気があるのかしら?


ラスト・タンゴ・イン・パリ

この映画の音楽を手がけたのは、アルゼンチンのサックス奏者、ガトー・バルビエリ。彼はこのサントラで一気に国際的に有名になったそうです。アルゼンチンタンゴとジャズが絶妙に溶け合った彼の音楽を視聴することのできるサイトはないかと捜したところ、『世界の車窓から』のBGM集のサイトから「フィエスタ」という曲をちょっとだけ聴くことができます。他にも、アントニオ・カルロス・ジョビン、ナナ・ムスクーリ、ジェーン・バーキン、フェイ・ウォン、ビョーク、エリック・クラプトンなどなど、ちょこっとだけ(笑)、聴けまーす。コチラから♪

あと、忘れてはいけないのは冒頭のシーンに出てくるフランシス・ベーコンの絵画。わたしはこの連作はパリのポンピドゥーで見ました。本物は作品集などの印刷されたものより、やはりずっと色使いが良いと思いました。


フランシス・ベーコンは具象絵画にこだわった作品を描き、その大部分は激しくデフォルメされた奇怪な人間像であり、人間存在の根本にある不安を描いたと言われているそうです。ちなみに彼は同姓同名の哲学者のフランシス・ベーコンの子孫にあたるそうです。ややっこしいな。。。

この映画、マーロン・ブランド演じる、妻に死なれた中年男とマリア・シュナイダー演じる、若いブルジョワ娘との排他的な関係を淡々と描いた作品なのですが、全編にあふれる「退廃と官能」をガトー・バルビエリの音楽とうまく絡めて、この二人の曖昧かつ出口の見えない関係をこれでもか!というくらい執拗にフィルムに収めております。イタリアでは公開とほぼ同時に上映禁止になり、問題作扱いされていますが、フランスでは・・・たぶん大丈夫だったんだろうな(笑)。

個人的にはどうもジャン=ビェール・レオーが出てくると違う映画になっているような気が(笑)、いや、好きなんですけど。。。一人だけ浮いている、いや、脇に置いておくには存在感がありすぎたか!?
ベルトルッチは後に「ラストエンペラー」でも同じようなキャスティングのミス(!?)をやらかしているような。。。



坂本龍一さん、やっぱり一人だけ浮いてます。いや、好きなんですけど。。。色モノっぽくしかみえない。ぶつぶつ。。。
音楽のほうは、ベルトルッチ好みの濃厚なサウンドで良いと思いますよ♪

ところで、この映画のみどころとして大きなポイントを占めているのは冬の美しいパリの街並みの映像ではないでしょうか。わたしもオープニング明けと同時に映し出されたパリの街並みには目が釘付けになりました。16区の高級住宅街を結ぶセーヌに架かるビル・アケム橋は、この映画の要素として欠かすことのできないもののひとつだと思います。わたしはこの映画を観て、この橋をいつか渡りたいーって思っていて、初めてパリに行ったとき、さっそくここを訪れたのでした。
そのビル・アケム橋の写真は次回アップしまーす。どうぞ、お楽しみに~。続く~♪

2005年09月12日 | 私的フランス映画 | こめんと 16件 | とらば 1件 | とっぷ

コメント

なるほど~

たしかに、舞台を考えれば、フランス映画なのか~。私も好きなベルトルッチ作品のひとつです~。内容の意味はどうでもいいとして。(笑) もうひとつは、シェルタリング・スカイですね。坂本さんの音楽もこちらのほうがよいと思います。

ベーコンの作品、実物は東京国立近代美術館のしかみたことないですけど、画集との色は全然ちがいます。画集のほうがどぎついときもあるかな?

ベーコンの映画、「愛の悪魔 (Love is the Devil)」は、あまり気持ちのよい映画じゃないけれど。(笑) これも音楽が坂本さんでしたか。

2005年09月12日 / oomot #-URL【編集

最近

実は坂本龍一は大昔凝っていた時期があったんたけど、最近はまったく聴いていなくて(苦笑)、サントラもいっぱいやっているのねぇ。「愛の悪魔」って、なんとノーギャラでやったのー!!! かっこいー。
実はわたし、音楽の(っていうか音響寄り)勉強してた時期もあるんですけど、そんなわたしが思う、耳のいい日本人は(日本人離れしている音楽センスのあるミュージシャンってこと???)はこの方と、あと小山田圭吾くん(君つげー)なんだけど、この二人、一緒にやったでしょー! テレビで観たとき、この二人が同じステージにいるのって、かなりすげーって思った。最初、小山田くんってことに気づかなくて、あのギターの人、かっこいいわーとか思ってたら本人でした。

すいません、ミーハーで。。。

シェルタリング・スカイの音楽、わたしも良いと思います。

ベーコンの絵は本物の色、渋いですよね。結構。わたしはなんとなく東洋っぽい気もしました。

2005年09月12日 / しゃるろっと #-URL【編集

Thanks

猫の絵を載せていただいてありがとうございます。
chibiもきっと喜んでいると思います。

ベルトルッチ作品は繊細さと壮大さが巧みに織り成すインドの布のようですね。

頭がつんとやられるという表現がまさにふさわしいと思います。

坂本さんと小山田が共演していたフィルムは見たかったですね。

押尾学もフリッパーズギターは好きとなぜか言ってました。

2005年09月12日 / 枕木 #Py6QLX.wURL編集

枕木さん こちらこそ

ありがとうございました! chibiは元気ですか? インドの布、うまい! たとえが面白いですね~。

あの二人は一時期、歌番組に出てました。ニュース番組でも出ていたような。。。

フリッパーズギターは当時、新しいような懐かしいような音で、お坊ちゃまくさくて、ヨーロピアンな感じがして好きでしたねー。わたしが知ったときはすでに解散していましたが(笑)。トラットリア・レーベル好きでしたねー。わたしは。

2005年09月12日 / しゃるろっと #-URL【編集

ジャン=ピエール・レオー

大学の時の、理想の男性でした、笑 と言うより、アントワーヌ・ドワネルが、かな。あのシリーズを観てイカレちゃって。どーしょもないんだけど、ほっとけない、少年のような人ですよね。母性本能くすぐるっていうか。
数年前に「誰も私を愛さない!!」って映画で、おっさんのレオーを見掛けました。相変わらずどーしょもなかった、笑 太って顔もむくんでるけど、少年ぽさが残ってて、いい感じでしたよ。

2005年09月12日 / uwabami #-URL【編集

むむっ

うわばみさんもそうでしたか! わたしもドワネル・シリーズは好きでしたー。特に真ん中あたりが良いですね。いつも、彼はトコトコ走っているような感じで(笑)。

おっさんのレオーについては、壊れているようなイメージが。。。ま、若い頃からそんなあぶなげな感じもしてたけど(笑)。

2005年09月12日 / しゃるろっと #-URL【編集

教授の新譜

そういえば、思い出しました。そろそろ、坂本教授の新譜、「/05」が出ますね、たしか。
昨年出した、過去作品のピアノヴァージョンを集めた「/04」の続編ですね。

ひさびさに「/04」を聴いていますが(昨年買ってから3回くらいしか聴いていない……)、アレンジの元ネタ(ライヒやケージとか)がバレバレのも~。(苦笑)

坂本さんの曲は音色の選び方がイイというのと、曲自体がイイのとあると思います。ちなみに、わたくし的には、ふるい作品のほうが好きですね。

2005年09月15日 / oomot #-URL【編集

ほっほー(感心している)

うーん、年がバレそうな話題に突入してしまった(笑)。
わたしはYMOより彼のソロのほうが好きだったのですよね。で、意外とあのヴォーカル好きなのよねー。大貫妙子にヘタクソとか言われてたけど。(たーぼー、厳しいから・・・)ピアノといえば、むっかし、コンサートでピアノのソロのコンサート(たぶん渋谷のNHKホールあたり)にいったとき、すごい会場中が緊張していて、彼が弾き終わっても拍手もでなくて、本人が三曲くらい終わってから「拍手してくださいよ~」って声を発してから、初めて拍手が来たっていうくらい、すごい観客のほうが緊張しているっていう(笑)。これには参った。。。

12,3年前くらいかな、突如音楽の趣味とか好きな音の傾向が変わっちゃって、そのあたりから教授の音楽ってほとんど耳にしてない。でも今でも稀に聴くのは「美貌の青空」の入ってるやつ。あれの歌詞ってフランスっぽいと思うのはわたしだけ? そのまんま仏訳できそうな感じ。。。

最近のも聴いてみないとわかんないけど、音的に美しすぎる(洗練されすぎている)ように感じるのです。わたしの耳には。これ、本人は想定してないでしょうけど(笑)。

2005年09月15日 / しゃるろっと #-URL【編集

あの~、

YMO って、なんですか?(爆)

美貌の青空が入っているのは、「Smoochy」ですね。後に「1996」でもやっていました。私も「Sweet Revenge」あたりからあまり熱心に聴いていませんよ。普段は聴かないな~。

ピアノヴァージョンは、坂本さん自身がやらないと、ダメですね。音色が。
過去にオトマロ・ルイーズ、糸川玲子、岡城千歳がピアノで演奏したCDを聴いていますが、ピアノがうますぎてよくないです。(笑) とくに、「戦メリ」は教授のピアノでないと、“グッ”ときません。

なんか、お話がちがう方向に……。(苦笑)

2005年09月15日 / oomot #-URL【編集

わたしも記憶が遠いので

YMOに関しては、コチラを。。。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/YMO

で、視聴もコチラで出来ます。(なんて、懐かしい・・・)

http://www.listen.co.jp/artdetail.xtp?artistid=27027&artpg=track

いかがなものでしょうかねぇ。。。

教授のピアノは生で聴くとほんとに感涙モノです。確かに外国のピアニストの戦メリも違う曲になってました。

コンサートでは滝のように泣いた経験が。。。(YMOの方は、わたしはあんまり聴いてません。。。もうちょっと、上の世代の人は夢中になったかもしれませんが。。。)

2005年09月15日 / しゃるろっと #-URL【編集

教授のピアノ

わたくしも「1996」のときのコンサートリハーサル見学に当選して、生で聴いた記憶がございます。トリオでの「千のナイフ」が印象的でした。

YMOの方は、最近はあんまり聴いていません……。アルファレコード時代の CD をもっていますが、リマスタリングされた東芝盤、ソニー盤の CD も買ってしまいました~。(笑)

2005年09月15日 / oomot #-URL【編集

おいおい。

知ってんじゃねーか!!! (失礼、コホン。)




リハーサル見学!!! なんて、うらやまぴー。っていうか、あなたって教授ファンじゃ~ん。(爆)

一本、取られました。。。

2005年09月15日 / しゃるろっと #-URL【編集

いいえ、ちがいます。

わたくしは、ユキヒロ派でごじゃりまする。(笑)

2005年09月15日 / oomot #-URL【編集

実はわたしは

ホソノさん♪
  ↑
 (嘘)


「しゃれこうべの高橋君」でしたか。。。
オサレね★

2005年09月15日 / しゃるろっと #-URL【編集

はっはっはっ!

笑わせていただきました。(笑)

かつては、3人ともそれなりによく聴いておりました~。

2005年09月15日 / oomot #-URL【編集

ユキヒロ

の、あの節回しは今聴くと酔いそうですー。
ロマンチックな詩の世界を感じておりました。

でも「ロマンチック」ってフランス語で発音すると「ホモテッキ」とか「ホモテッカ」になりません? 「ホモテック」か(!?)

・・・ようこそ、当チャット・ルームへ。

2005年09月15日 / しゃるろっと #-URL【編集

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2005/11/19 | 楽しい音楽を聴く♪ |

アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)~ブログ内検索~

アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim) 作編曲家 ギター/ピアノ奏者 歌手 アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994)は、リオ・デ・ジャネイロ チジュッカ地区生まれ。14才の頃からピアノや作曲を学び始める。 1953年、オデオンレコード(EMI・ブラ

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