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私のモラルはゼロ?

以前二回に分けて書いたゲンズブールの記事、もとはといえば、フランス・ギャルの曲の怪訳を思いだしたところから思いついたネタなのですが、いろいろ素敵なコメントをいただきました。ありがとうございました! わたしのここでの名前が彼の娘と同じ「しゃるろっと」だからというのもあるのかもしれませんが(今、気づいたのか???)、なかなか好評でした。ゲンズブールに対するみなさんのコメントを読むと「ただの中年のオッさんなのに、どこかセクシー」「味な顔」「かっこいいおじさん」「濃い味すぎる」「こんなオヤジになってみたい」「おしゃれなおじさま」とさまざまなご意見が♪
わたし自身の意見をコメントさせていただくと「かわいいおじさん」「動きの笑える人」といった感じなのですが(笑)、音楽のほうは素敵だと思いますよ。特に詩が大好きです。

わたしが初めて彼が手がけた音楽を聴いたのはもう、15年くらい前かなぁ。ジェーン・バーキンのアルバム「ロスト・ソング」に収録されていた「Etre ou ne pas naitre」(マクベスそれともハムレット)という曲をラジオから聴いたとき、これがすごいインパクトで、鳥肌もので。なにか情念が渦巻いているような(笑)、なんて言っているのかまるで理解できないのに、「言葉の力」というものをとても感じたのです。
試聴はコチラの1番から


ロスト・ソング

このアルバム、日本ではいまいち印象が薄いらしいのですが、わたしとしては地味ながら名曲ぞろいだと思っております。

これ以前に聴いていた日本語、英語以外でインパクトのある女性ボーカルといえばドイツのニナ・ハーゲンなどいましたねぇ。彼女はパンク(髑髏だぜい!)←難しい漢字だ、の人ですか。。。特に「Naturtrane」という曲の歌いっぷりはいったいなんなんでしょうか???
コチラの5番です

ま、今のは忘れてください。。。(すいません、ちょっとふざけました★)

ゲンズブールから曲を提供されたアーティストや女優は数多くいるけれど、そのなかでもカトリーヌ・ドヌーヴが「彼の歌を歌うにはインテリジェンスが必要」と語っていました。そうか、難しいんだろうな。フランス語をまさか勉強することになろうとは考えてもいなかった当時のわたしはぼんやりと、そんなことを考えていました。
時は流れ~ある程度フランス語がわかるようになったわたしは、知ってしまいました。
ゲンズブールの詩は意訳、そして怪訳の宝庫だということを。。。ほとんどの彼の詩を翻訳されている鳥取絹子さんの罠にずーっと何年も自分がはまっていたという事実を!
昨日、よくコメントをくださるmineさんの記事を見て思い出したのですが、彼女のかわいいもぐらひよこのイラストと共に書かれている「Je n'est pas le moral」=「気がめいるなぁ」っていう表現、ここで使われている名詞のmoralは男性形では「気力」という意味に、そして女性形では「道徳」という全然別の意味になってしまうという不思議な名詞です。ゲンズブールがイザベル・アジャーニに提供した曲に「オハイオ」(Ohio)という曲があって、そのなかに「j'ai le moral à zéro」というフレーズがあります。これをなんと鳥取さんは「わたしのモラルはゼロ♪」と訳しております。。。これは、普通、日本語の感覚で「モラル」といえば「道徳」のことですよね。これじゃあ「わたしはイケイケよ~♪」ってあのお美しいアジャーニが歌っているみたいだ。。。前後のフレーズが「私は今、オハイオに近い状態」なので、この「オハイオに近い状態」っていうのは一体なんだ??? 危険なオンナの香りをふりまいてしまいましたね。。。これは本当は「落ち込んでいる」って意味なのですが。。。日本のリスナーを惑わしております(笑)。

コチラの1番から聴けます♪

舞台出身の彼女、フランス語も聞き取りやすいですね。この曲は日本ではコチラのアルバムなどに収録されています。


雨上がりの恋人

このゲンズブール関連の鳥取訳に関しては、メチャメチャ個人的につぼにはまるネタがあるのですが、今日はこの辺でやめておきます。。。

それより鳥取絹子さん、アマゾンで調べるとすごいことになってます。。。前から密かに気になっていたんだけど、コレ↓

大人のための「星の王子さま」―愛の旅人サン=テグジュペリが本当に伝えたかったこと

「サンテックスが本当に伝えたかったこと」は今のわたしには本当に気になるが。。。ゲンズブールが伝えたかったことはっ??? ま、二人とも天国だし★

そういえば、わたしのゲンズブールの記事のとき、フランス・ギャルの曲の歌詞がいかれてるというコメントもありました(もちろん、ゲンズブールの曲よ♪)。わたしが、危なっと思ったギャルの一押しの曲は、そのタイトルも「ハロー、天国のムッシュー」(Allo Monsieur L・haut)。これは「Oh! ブレネリ」の「あなたのおうちはどこ~わたっしのおうちはスイスランドよ~♪♪」とやった後、いきなり「ヤッホー、ホ~トランララン♪♪」ってやる狂気と共通するものを感じるのはわたしだけでしょうか? これはまことに残念ながらゲンズブールが作った曲ではないのですが(訳は鳥取さん)、ちょろっとスキャットの部分を試聴してみてくだされ♪ コチラのDisque : 3の18から♪

「もしもし、天国のムッシュー こちら地上のフランス・ギャルです♪♪」とかやって「ハンサムですか? どんな顔をしていますか?」のあと、いきなり、ダバダバダ~・どぅわ~♪♪って、ありえん。ありえん。。。やだ


夢見るフランス・ギャル ~アンソロジー '63 / '68

このアルバム、彼女の怖い日本語で歌う「夢見るシャンソン人形」も聴くことができます。「ニンギヨ」って言ってます。ヒッヒヒー♪♪←お腹痛い

また、壊れて~、しゃるろっとさんったら・・・って思っているそこのあなた!
わたしはいつも明晰よん♪
「私のモラルはゼロ~♪♪」違う、違う。

2005年09月25日 | フランスの音楽 | こめんと 4件 | とらば 0件 | とっぷ

コメント

アニーとボンボン

「モラルが0で壊れちゃってるしゃるろっとさ~ん、ここにあなたのネジが1個落ちてますよ~。」なんて、しゃるろっとさんの明晰さ具合が伝染してきました。

フランス・ギャルといえば「アニーとボンボン」でしたっけ、ゲンズブールのおふざけ全開の歌がありましたよね。修道女が聞いたらあらららら~という感じです。

ところで、以前から私のブログ内でリンクさせていただいているこちらのブログですが、新たなカテゴリーの中に移動させていただいて、表示タイトルも変えました。以前は「フランス語翻訳のお勉強」でしたが、お勉強でない今日のような記事もたくさんあって、「勉強」「翻訳」といった文字ゆえにクリックをためらっていたかもしれないビジターが、躊躇せずにここに来られるように「Comme d'habitude 」の方を今は表示しています。(本来なら全てを表示すべきですが、2段になってきれいにうまく表示できないため、このようにさせていただきます)



2005年09月25日 / オルサ #-URL編集

お勉強

じゃないですね。っていうか、真面目に翻訳を仕事にしている方々や、語学をがんばっている方々は拳を握っているかもしれませんね。。。イタイ。。。

ふと、「タイトルはこれでいいのか!?」と思う瞬間もあるのですが(泣)、実際「勘違い」して訪れる人は多いことでしょう。謹んでお詫びを~。

「アニーとボンボン」また、ギャルがかわいく歌ってますよね。。。

新しいカテゴリー「ヨーロッパの風」ですね!
光栄です。いい風吹かせますよっ!

2005年09月25日 / しゃるろっと #-URL【編集

びっくりした

なにげに読んでいて自分の名前が出て来たので驚きました(笑)
モラルの他にも「気がめいる」の表現はあったのですが、(ブルーとか)面白ので使ってみました。「気力」としての「モラル」の使い方を定着させると日本での「モラル」の在り方ももっとざっくばらんになって良いのになぁ‥‥。

2005年09月25日 / mine #gcWPADJgURL編集

モラル

いやぁ、この記事、mineさんの記事にコメントしたあとに思いついたのですよ。。。サプライズのつもりではなかったのですが、驚かせてしまいましたかー。

モラルという名詞、moral は「気力」のほうで morale の方が、一般的に日本語にもなっている「道徳」のほうなのですよ。同じ読みなのですが、別の単語なのです。ややこしいですよね。

日本でのモラルの在り方、むむっ、深いお言葉ですね! わたしには最初、パリに来た頃「この国にはモラルがないのか!?」ってびっくりした経験が(笑)。なんでもありかい!?って、驚きました。。。

2005年09月25日 / しゃるろっと #-URL【編集

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