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古都ルーアン探索 ④ミステリー・アート・グルメ編




今日は夜の大時計台(GROS-HORLOGE)の写真から。このシリーズの写真、毎度しつこいようですが、フランスで買ったガイドブックから無断で頂戴しております♪ この写真などページの見開きのところが怪しいですが、ご勘弁を~。

この大時計16世紀につくられたルネサンス様式で今も時を刻んでいるそうな。写真で見るとかなり濃いような気もするけど、実際見てみるとまわりの建築物とうまくなじんでいて意外とシックです。この時計台って上に登ることもできるそうです。
この通りはルーアン旧市街のメインストリートとも言うべき活気ある通りで、ブティック(なぜか靴屋さんが多いような気もする)やレストランなどが軒を連ねていて、車は通さず歩行天国状態になっています。
現在この時計台は修復中。新たにオープンするのは2006年の予定だそうです。
後ろにぼや~っと姿を覗かせているのは、このシリーズ最初にご紹介した大聖堂です。わたしはこのグロ・ゾルロージュ通りから見る大聖堂が格別に好きです。




昼間見ると、上の写真のような感じ。ニヨッキっと片方の塔だけ姿を見せています。




ルーアンといえば忘れてはいけない建築物はこの裁判所(PALAIS DE JUSTICE)。15~16世紀にかけて建てられた建築物で、ファサードの細かい装飾にはハッとさせられます。上部にはびっしりとルネサンス様式の彫刻が施され、重厚なたたずまいでありながら、いつも門が開けらたままになっていたので、わたしはよくこの裁判所の建物の門をくぐって、この建物のなかを通って近道していました。この建物の反対側には書籍やCDなどを扱うフナック(FNAC)の店舗も入っている地下のショッピング・モールの入り口があって、そのモダンで近代的な建物と、裁判所の古い建物のギャップがあまりにもすごくて、一気に16世紀から21世紀にタイム・トリップしたような錯覚を覚えるほどです。この裁判所も第二次世界大戦で損傷を被った後、修復されたものらしいです。




ところで、タイトルにもなっている「ミステリー」って???

はい、はい。これからです~。
上の写真はここルーアンに沢山ある美しいゴシック教会のひとつサン・マクルー教会(EGLISE ST-MACLOU)。大聖堂の裏手にあり、規模は小さいながらフランボワイヤン・ゴシック期のもので繊細なファサードの装飾が美しい。この教会の手前までくると急にひっそりと物寂しい感じが漂ってまいります~。
問題はこの教会の前庭サン・マクルー・アトリウムなのです。現在美術学校として使われているこの建物。怖がりな方、霊感の強い方は近づいてはなりません~。
この建物の壁にはなにやらドクロのモチーフがっ!




これは死を表すモチーフと解釈して正しいようです。16~17世紀に納骨堂だったということですが、この建物に入る前にさしかかる小さな女神像のある空間で、すでにわたくし、ただならぬ妖気を感じました。なにか重い空気のようなものを。それでもまるで霊感などには縁の無いわたしは、どんどん建物の中庭へ~。普通の美術学校でした。なかにはポップなインスタレーションや映像作品などを展示している部屋などもあり、無料で入ることができました。学生たちが使っていると思われるアトリエなども外から覗くと見えたりして、なかなか興味深い空間でした。で、ステイ先に帰って「サン・マクルー・アトリウムに行って来たよ」とマダムに言ったら、少しためらった後、彼女曰く。
「あそこの庭には昔、疫病で亡くなった人が大量に埋められているのよ~」
「ええっ、納骨堂じゃないの!?」
「身元のわからない霊がうじゃうじゃいるのよ~」
きぇー!!!

・・・数日後、パリから遊びにルーアンにやって来た友人をさっそくここに案内いたしました。やはり、入り口の女神像のところで、わたしはなにもこの建物のことを事前に説明していないのに、そのうちの友人一名が「肩が重い! なんか乗ってるみたいだっ!」と騒ぎ出し、結局それ以上建物に近づくことを拒否されました~。
怖いですね~。その友人はパリにあるカタコンブの近くに住んでいて、「あそこもいやだ~」と申していました。確かに地下で人骨巡りをしてなにが楽しいのでしょうかね??? でも、「観光客がゾロゾロとあの出口からいっぱい出てくる~。結構楽しそうに~」と申してました。カタコンブか・・・別に行きたくないなぁ。わたしは怖がりでもないんだけどね(笑)。

次っ、アート!




ルーアンには沢山素敵な美術館があります。パリほど規模の大きい美術館はないのですが、いちばん大きいのはルーアン美術館(MUSEE DES BEAUX-ARTS)かな。ここは印象派のコレクションが充実しているとのこと、わたしが訪れたときはむしろコンテンポラリーな印象のほうが強いのですが、個人的にはここでバルテュスの少女の絵を見られたのが儲けたような気分になりました♪

上の写真はわたくしお勧めのル・セック・デ・トゥルネル博物館(MUSEE LE SECQ DES TOURNELLES)の内部の写真。ここは古い教会をそのまま博物館にしたもので、1万2000点もの鉄の製品を展示しています。階段のてすりのような大きなものから小さな鍵にいたるまで、鉄の職人技を堪能できます。




あと、ルーアンは陶器でも有名な町です。上の写真のような精巧な図柄のお皿やティーセットなどが売られているところをよく見かけました。個人的にはリモージュ焼きとかの渋い器より、プロヴァンス風のこてっとした器のほうがわたしは好きなのですが。もろろん市内には陶器美術館(MUSEE DE LA CERAMIQUE)があり、古い陶器のコレクションも充実しています。

最後にグルメっ!




このブロクって気づいてみたら、フランスのファッションやグルメについてほとんど触れていないような(笑)、ま、そういうのはフランス在住のおしゃれなブロガーさんたちにおまかせ、おまかせ♪
ま、ちょっとたまには、書いてみると、ルーアンのあるノルマンディーはワインの取れない地方で、そのかわりと言ってはなんだけど、シードルが造られています。
上の写真はわたしが撮ったものですが、白昼堂々、オープンエアーのカフェでゴシック教会など眺めつつ、のんびり飲むシードルというのも、なかなかおつなものです♪
ここルーアンは暖かい時期は、歴史的建造物の前の広場にダーっと椅子やテーブルが出ていて、かなりすごいロケーションを望みつつお茶できます。これはパリなどの大きな街ではなかなかできない贅沢かなと思います♪

食べ物のことを少し書くと、ルーアンは食べ物に関してはかなりレベルが高いです。新鮮なカキなど魚介類も豊富だし、レストランやカフェのサービスも、接客サービスが悪いといわれているフランス(!?)のなかでは優秀な方かと思います。あと名物の林檎のタルトはおいしいです! あと、忘れてはいけないのはカマンベール・チーズもノルマンディーの名産品です。

そして、コチラはわたくしお勧めのお茶するスポット!




Hotel de la cathedraleのなかにあるサロン・ド・テです!
上の写真は夜に撮ったものなのですが、ここは天気のいい午後に日本人の友達とルーアン滞在中にゾロゾロお茶した思い出があります(笑)。中庭でゆったりと紅茶とケーキを頂きました。ここはホテルも本当にかわいくて、従業員も感じがよかったので、もしまたここに旅行することがあったらここに泊ってみたいなー。わたしは用もないのに、気に入ったあまりホテルのレストランのスペースなどもウロウロ彷徨ってしまいました★
このホテルに泊ったイラストレーターの方のかわいいフランス旅行記を見つけました! コチラから
そして、わたしも思わずコメントを二回入れてしまったこのサロン・ド・テの記事もドウゾ。MARCHさ~ん、お元気ですか~?(スミマセン、公私混同ブログで~☆)

わたしはどちらかというと、サロン・ド・テというものは苦手で、パリの有名店アンジェリーナにひとり、ブラッと入って名物のモンブランなぞ食したこともあるのですが、あまりにもそのシックな店内が似合ってなかったような気が(笑)、でもここはナチュラルテイストでかわいくて大好きです。ホントお勧めです! 大聖堂の脇の通りにあるので、ルーアンにお立ち寄りの際は、ぜひ、ここでのんびりお茶などされるといいと思います!

長々と四回に分けてルーアンについて書いてみましたが、お楽しみいただけましたでしょうか? わたしはホント記事を書きながら、しみじみした気分になってしまいましたー。ルーアンは小さいながら古く、建築物も濃く、ミステリアスで、見所もいっぱいで、買い物にも便利な街です! パリのサンラザール駅から一時間半くらいで行くことができて、たまに二階建ての列車に乗って行けたりもします。
旅行する人はパリからモン・サン・ミッシェルや、いきなりベルギーにまで足を伸ばす人も多いようですが、近場でこんな面白い素敵な街があるのです。日本のガイドブックによると、鎌倉にたとえていたりしてます。なるほど~。これで天気がいつも雨ばかりでなければ最高なんですけどね~。

2005年10月03日 | フランス地方の旅 | こめんと 13件 | とらば 1件 | とっぷ

コメント

はじめまして。

ルーアン、おもしろそうな町ですね。
美術館が多く、食べ物が美味しそうなところに、ひかれます。

素敵な写真と記事、楽しませていただきました。

2005年10月03日 / lunettes #-URL編集

lunettesさんへ

はじめまして!
フランス語の勉強をされているのですね。
ルーアンは意外と日本でマイナーで、パリ在住の人も行ったことがないという人が多いので、気合入れて記事を書きました。
読んでくれてありがとうございました!

2005年10月03日 / しゃるろっと #-URL【編集

フランスでも仏?

ミステリーのお話、おもしろかったです!

マダムの「無縁仏の霊が…」というセリフのフランス語が知りたいです! フランスでも“仏”というのに、おもわず、笑ってしまいました(ごめんなさい! もしかして、仏蘭西にひっかけて?笑)

キリスト教だとなんていうのかな?

Barthus の少女をみたというの、すごくうらやましいです。

2005年10月04日 / oomot #-URL【編集

無縁仏

ごめんなさいっ、はっきり覚えてません。たぶん形容詞はinconnuが使われていたような気がするのですが(弱)。マダムは親切でいつもわかりやすく噛み砕いてお話ししてくれてたと思います。「無縁仏」って言わないか?
そうかー、キリスト教だよ~(笑)。変かもしれない。この表現(恥)。

Barthusは見たとき、絵だけ知ってて名前がいまいち怪しかったような(笑)。彼の奥さん、日本人ですよね。かっこいいおジイさまというイメージですね♪
絵自体は確かに日本で見たことなかったかも? うん、得した感じ~。

2005年10月04日 / しゃるろっと #-URL【編集

身元の知れない

に直します。。。あなたのおっしゃるとおりです。どんどんつっこんでください。今後ともよろしく♪

2005年10月04日 / しゃるろっと #-URL【編集

元のほうがいい訳?

よく考えたら、「無縁仏」のほうがいい訳? 日本語ではそちらのほうがピンとくる?!(むずかしいところですけれど…)

Barthus の奥さま、日本人です。日本では、過去に何度か Barthus 展があったと思います。亡くなってからはないかな? 私はほんものをみたことがないです。画集だけです。

2005年10月04日 / oomot #-URL【編集

バルテュス

わたしが見たバルテュスの少女は手鏡をもっているやつです~。交互リンクさせていただいている方のサイトにいろいろお宝映像が! 見ますか?

http://plaza.rakuten.co.jp/ekatocato/3004

一度にいっぱい彼の絵を見るのもいいかもね!

無縁仏・・・は、やっぱり変だと思いまする。

2005年10月04日 / しゃるろっと #-URL【編集

Balthus

お恥ずかしい…。つづりがまちがっていましたね、Balthus の…。

Balthus がお好きなら、P.J. Crook はいかがですか?

http://www.pjcrook.com/

2005年10月04日 / oomot #-URL【編集

P.J. Crook

まぁ、えきぞちっくなっ!

あの、このかたはがかなのですか? なにじん?

むちでごめんね。

あと、星王子の記事でoomotさんとみみずくさんイジリますので、よろしくねっ♪

2005年10月04日 / しゃるろっと #-URL【編集

クルック

P.J. Crook は、イギリスの画家さんです。
彼女の絵は King Crimson の CD ジャケットに使われていて、私はそれで知りました(ミーハーです、笑)。それで、画集を2冊買ってしまいました…。

しゃるろっとさん、むちだなんて、大ウソですねー。ウェブログの記事やコメントを読んで、私は思うのですが、美術・音楽関係には相当造詣が深い方です(でしょう?)。
旅行記は、フランス語学校のフランス人の先生よりくわしいです!(ぜったい!)

17章、みみずくさんをたくさんイジってください。(笑) 私はいじるところないですよ~!
17章では、みなさんの訳を読んで、解釈がびみょ~にわかれているの、すごく面白いです。

2005年10月05日 / oomot #-URL【編集

プログレッシブ

King Crimsonはなんとなく・・・アルバムジャケット、目の剥き出てるやつですよねー。
プログレッシブと思っていいのかなぁ?

あ、わたくしニースの学校では「フランス文化王」と先生に呼ばれていました♪ で、異常なまでに日本のことを知らなくて有名でした。っていうか、日本好きな外人の方が日本のことは圧倒的に詳しいですね。わたしはFNACで見知らぬ日本好きなオジサンにいきなりなんか日本のこと聞かれて「知らん」と普通に答えたら、説教されたこともありんす。
学校では許されていたのに~。恐るべし、通りすがりっ。

oomotさん、位置的にオチです★

2005年10月05日 / しゃるろっと #-URL【編集

文化王(笑)

ほら~っ、フランス人だって、そう思うくらいだから、まちがいないですよ、ぜったい!(笑)

しゃるろっとさんのおっしゃっているジャケットは、P.J.Crook ではないです。Crook の絵は、最近の 1990年代からの CD に使われています。
「目の剥き出てるやつ」は、1969年のファーストアルバム“In the Court of the Crimson King”です。これはロック史上の名盤ですか? このアルバムもふるくならないな~。(って、私が聴き始めたのは、90年代に入ってからですけど、苦笑)

Crimson は、まあ、プログレッシブなんですかね~。グループは 30 年以上続いていますが、メンバーチェンジ、曲調の変化、活動休止が激しく、Robert Fripp 以外、結成時のメンバーはいません。現在のメンバーは、Fripp 以外、アメリカ人になってしまいました(イギリスのバンドだったのに…)。

教授の「左うでの夢」でゾウギターをやっていた Adrian Belew も現メンバーです。Fripp は、David Sylvian ともいっしょにやっていた時期があるので、教授つながりではあるかも…?

2005年10月05日 / oomot #-URL【編集

また教授・・・

そうなんですか。oomotさんもなんやかんや言っていろいろ詳しいですよ。世界があるのね♪

「左うでの夢」懐かしいですね。聴きたくなってきたー。もう寝なきゃいかんのにっ。

わたしが寝れないのはハイ★だからです。困ったものですっ。

2005年10月05日 / しゃるろっと #-URL【編集

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